もうロイクラトンの時期～?! 1年がどんどん早く感じるのは、どういう事ですか？(～子供は色んな感情を生みながら生きているので時間が長く感じ、大人は感動・トキメキ不足で早く感じる～) そういう事ですか…w 11月8日はロイクラトン タイの灯篭流しの日でした。今年は手作りクラトンにトライ！
ロイクラトンって何？
河川の水位が最も高い、タイ陰暦12月の満月に行われるタイ全土の行事で、湖や川などにバナナを使って作った灯篭(クラトン)を浮かべます。罪や汚れを水に流して魂を清め、川の女神に感謝し、幸せを願う日。若い子は彼氏彼女と出かけるイベントなんだとか♡「塔の上のラプンツェル」のランタンを天に放つのが有名ですが、同じイベントです。
灯篭(クラトン)は、当日になると各”灯篭流しポイント”の周辺で売っていて、大きさや豪華さによって価格は違います。小さい物だと30B(約120円)～超大きくて数百バーツする立派な物まで様々！大体当日の遅い時間になると、スーパーの様に安売りされたりもw
今年はコロナの規制もなくなったので、子供に「学校で何かイベントやるの？」と聞いたところ、タイ衣装を着て行く事に加えて「全て自然の物で作られたクラトンを学校に持って行き、学校でお花だけ付けるから宜しくね！」とのこと…。
宜しくされた日本人母…
全ての材料が揃った「クラトンすぐ作れますセット」が売っていればいいのですけどね。(見た事ない) とりあえず、いつも仏教イベントの時に行くお花屋さんに行ってみると、ちょうどお店の奥で姉さんがクラトン作成中ではないですか！
出来上がったたクラトンを買って帰ろうかとも思いましたが、せっかくの機会なので「作り方教えて欲しいな～！」と言ってみたらあっさりOK。(もちろん授業料はお支払いw)そこから即席手作りクラトン教室が始まりました～♪ また作りたいから忘れないうちにここに書いておきます。
クラトン作り：バナナの茎と葉で作ります
土台になる部分はバナナの茎。茎を輪切りにした状態なのですが、これがお水に浮かぶワケですね！そしてバナナの葉っぱで装飾していきます。バナナの葉っぱをまずは2.5インチ幅に15本切る。はさみは不要で手でス～っと切れるので気持ち～♪
2.5インチに切った葉を半分に折って、その真ん中に向かって2回折って三角に。その三角を6つ作ったら、全ての大きさが合うように下を切る。
同じ様にあと6つを三角に折るのですが、この6つは立体的な三角の葉っぱを作る為、下の部分を交差させて全部が同じ様な角度になるように止める。下は丸みをおびる様に切る。
茎の裏以外は全て葉で隠す為、側面は最初に2.5インチに切った葉の余った3本で隠す。上部分は、葉を2枚(繊維を縦横に重ねて)重ねてピンで止め、余計な部分ははさみで切る。
作った三角の葉を装飾して土台は完成。う～ん、やっぱり銀色にピカリ～ンと輝くピンやホチキスが気になるなぁ…w 爪楊枝とかにしたら少しはいいのかも。
クラトン作り：装飾
あとは好きなお花を上に飾るだけ！好きなだけ置きなさ～いと冷蔵庫からごそっと出してくれた蘭の花。黄色のも良いわよ！っとの事で、両方使わせてもらって乗せてみた！1時間弱で完成～!!!初♡手作りクラトン。
クラトンは、バナナの茎・葉で作られた物以外にも、魚が食べられる(麩菓子？カール？キャラメルコーンみたいなサクサク系の感じの)で作られる物もあったり、パン、アイスのコーン部分で作られた物も売られています。
教えてくれたミーッ先生に「ロイクラトンはどこに流しに行くの？でもお花屋さん忙しいか」と聞いたら「行かない！人多いもん」との事でしたw 世の人の為にクラトンを作成する日の様です。
ロイクラトンのイベント会場
ロイクラトンの日になると会話の中で「今日どこ流しに行く？」と聞き合います。私達は今年初めてパラーイに流しに行ってみました。流せる所はプーケット内でも沢山あって、各場所に食べ物や飲み物、もちろんクラトンの屋台もズラリと並びます。子供達のかわいいミスコンも開催！
でもこの日は凄い雷と雨だったので、先にご飯を済ませて行ったので屋台は堪能できず残念。初めて行ったパラーイは人も物凄い多いわけではないし、流しやすくとても良い灯篭流しポイントでした。
2022年のロイクラトン
立地のお陰？天気のコンディションのお陰で？ずっとずっと蝋燭は消えずに沖へ流れてくれました。沢山の灯篭の火がゆらゆら揺れて、とても幻想的な景色～。これで罪や汚れは水に流れたかしら～?!w 来年はもっと豪華なクラトンを作りたいな!!!!
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