日本でも新型コロナウイルス抗原検査キットを薬局で販売なんてニュースを目にしましたが、現在プーケットでダイビングボートに乗る際には事前のATK検査or迅速抗原検査での陰性結果、又はワクチン接種が必要です。この最近よく耳にするATK検査とは一体何だ…?! という事で、先月末ダイビングツアーに行く前に初めてのATK検査をやってみました!ATK検査とは何?どうやってやるの?をご紹介します!
ATK検査って何?
ATK検査とは”Antigen Test Kit”の頭文字で新型コロナウイルスの抗原検査キットの事。 街中にある薬局で容易に手に入れる事ができて、簡単に新型コロナウイルスの自己チェックできる物です。最近プーケットでは、自治体で人数を制限して無料ATK検査を実施していたりしますが、それにより陽性が発覚→感染者数としては増えています。
スクールサンドボックスで子供たちがやっているのもこのATKを使って検査をしています。登校をしている(希望する)生徒と先生たちは2週間に1度ATK検査学校で行っていて、その検査自体は先生たちがやってくれています。
ATKはどこで買えるの?いくらくらい?
以前、迅速抗原検査をやったラボでも230BでATKを使ってスタッフが検査してくれます。自分でやるのが不安な場合には、慣れている人がやってくれるのは良いですよね。(しかしラボでも証明書は出ません) 今回はATKをどんな物か使ってみたかったので、用事で行ったスーパーマーケット内の薬局で250BでATKを購入してきました。
薬局にもよると思いますがATKは鼻に棒をいれるタイプと、唾液を出すタイプとあって、両方1回用の物が250B(約830円)で売っていました。5個セットもあって、鼻に棒を入れるタイプで1200B(約4000円)。家族やグループ、頻繁に検査をする場合にはセットが良いかもしれませんね!(結構長めでしたが使用期限は一応ありました)
追記:2022年4月現在ではコンビニでも安い所で50B、高くても100B程で購入できます。たまにコンビニでは売り切れの所もあったりしますが、そんな時は薬局へ!
ATK検査のやり方って?
今回は1回分の唾液を出す方をチョイス。 購入時に薬剤師さんが説明書をくれましたが、中にも入っていました。説明書はオールタイ語!!ですが、絵が書いてあるのでそれの通りにやれるほど簡単な手順です。全部使う物は入っていますが、どこかに結果を提出する場合には小さなジップロック的な袋があると良いかも!
唾液を入れる
同封されている厚紙で漏斗を作り、溶液の入った容器にセット。線の所(分かりやすくマジックで塗った)まで唾液を入れます。沢山唾液を入れなければならないのかな…なんて思っていたら、意外に少量で線までイケます。(酸っぱい梅干しを想像してね~w)
混ぜる
キャップをして、ゆっくり上下(逆さまにしては戻してを)10回ほど繰り返して唾液と溶液を混ぜます。
垂らす
付けたキャップの方を下にして押すと、液が出るようになっているので、検査スティックに2.3滴(一押し)垂らします。
待つ
1分もすると液がにじんできて、薄っすらピンク色に変わっていきます。説明書には「10分待つ」…と書いていますが、3分程したら大体線が出てきますよ!ちなみに…
C | 陰性 |
C+T | 陽性 |
T or 何も出ない | 溶液と唾液がキチンと混ざってない、唾液が足りない等で要再検査 |
ATK検査を提出
この検査結果、Cなので陰性が出たはいいけど…いつ出すんだ…?ボートで回収されるのか…?いや、回収した方も困るよなぁ…?とか言いながらもw 結果が出たチェッカーに日付と名前(タケシと書いてあるw)を書いて袋に入れて。写真だけ撮っていけばいいのかもしれませんが、ダイビング当日持って行きました。
ATKでの検査では証明書がない事から、検査後の取り扱いにちょっと困りますよね。ちなみに廃棄する際には、消毒スプレーをしてビニール袋に入れ、その袋に「感染症廃棄物」と書いて一般廃棄物とは別に捨てて下さい。とSNSで呼びかけているのを見かけましたよ。
タイ国内旅行での陰性証明書
タイ国内旅行を再び活性化させよう!という事で国内の規制緩和をしたタイですが、今のところバンコクからプーケットに入県する際にはPCR検査か迅速抗原検査での陰性証明書が必要です。このATKを使用した検査では証明書が出ないため、ATK検査だけではプーケットへ入境出来ないのです。
かなり感染者数が多かった頃のバンコクは抗原検査もなかなか出来なかった様ですが、今では街中のクリニックでも600~700B(約2000円~2300円)で迅速抗原検査+証明書が取れる様です。でももぅ早く、この「必要書類地獄とコロコロ変わる規制」が無くなってほし~!!w
2022年6月追記:現在タイ国内からプーケット入県の際にはチェックは必要ありません。最近だとプーケット旅行中にATKが必要な場面はほぼないかと思います。
ATK検査とは!
という事でATK検査とは、自分で簡単に出来る”新型コロナウイルス抗原検査キット”を使った検査の事。証明書は出ませんが、ちょっと熱があるから心配…なんていう時も気軽にセルフチェックが出来ますね!また今後規制緩和されて、様々なシーンでPCR検査でなくATKチェックだけでOKとなるかもしれないですよね。そんないつかのご参考になれば幸いです。
☟もしダイビングやシュノーケリングに興味があったらウチのお店のweb site見てね☟
プーケットの日本人ダイビングショップat Phuket(アットプーケット)
【海と人を笑顔でつなぐ】ご予約~当日まで日本人スタッフがしっかり対応いたします!
体験ダイビング/ファンダイビング
ダイビングライセンス取得/キッズプログラム
シュノーケリング/オプショナルツアー