ココナッツミルクを買った事のある方は沢山いると思いますが、パックに入っていたり、パウダーになっている物を購入する事がほとんどだと思います。でも実際ココナッツミルクってどう作られているかご存じですか?ココナッツをパカっと開けて、あの濃厚ミルクが出てくる~!!…という訳ではないのです!
ココナッツ(ヤシの木)とは?
南国の島の絵を書く時は、絶対ココナッツも一緒に書きません!?w ココナッツはプーケットにも沢山生えていて、南国の人達にはとても大事な存在です。海沿いでは木が防風林や日陰に、ココナッツの実には栄養満点ジュースや白い実を食し、食べ終わった殻は器などに変身!何も無駄にする所がないココナッツ。
でもヤシの木の下を歩く時は、落ちて来くるココナッツの実に気を付けて!!もし頭にでも当たったら大変です。私は一度だけですが、ホテル内で目の前にポトンとグレープフルーツより少し大きいサイズの実が落ちてきた事がありました。ホテル内に生えている所も多いので、風が強めの日は特にお気を付けて!
ココナッツジュースとココナッツミルクの違い
ココナッツジュースは、青くて若いココナッツを割ると中には透明の液体が入っていて、それをそのまま頂きます。味は薄めたポカリスエットにほんのり甘さがある感じ。私は小くて青々した実がスッキリしていて一番美味しく感じています。
そしてココナッツミルクは、収穫されて時間の経った茶色い実を使うので、ココナッツジュースとして需要がなくなった実のセカンドライフなのかな?ココナッツの実をそのまま置いておいたら自然にミルクが出来る訳ではなく、ひと手間を加えてあのミルクになるのです。その作り方をご紹介しましょう!
フレッシュココナッツミルク屋さんがある!
タイでは市販品以外に、美味しい新鮮なココナッツミルクを手に入れる事ができます。ココナッツミルクはタイ語でกะทิ/ガティと言って、タイカレーやスープやスイーツに幅広く使われています。ここは人気のココナッツミルク屋さん。ココナッツミルクだけで商売をしています。
まずは斧でココナッツの周りの皮を剥いで、産毛が生えている様なココナッツに変身します。この状態を見た事ある方も少ないはず。
そして機械を使ってモジャっと産毛がついた硬い殻を機械で割って、一番内側にあるツルっとした実を出します。(梅干しの一番内側の食べられる所を出すみたいな感じw)
ツルっとなった内側の実は柔らかいので、包丁で切れ目を入れて中のジュースを捨てて(発酵して飲めない)4つに割っていきます。
そのツルっと小さくなった物を粉砕機に入れて…
皮ごと粉々にします。この時点でココナッツの甘い香りがホワワワ~ン♡と漂ってきます。
粉々になったココナッツを、専用の袋に全て入れて
そこに少しお水を入れて、マシーンにセット
するとジュワジュワ~っとココナッツミルクが出てくるではないですか!!!! 角度を変えて数回抽出していました。
そして持ち帰り袋に入れたら完成~!この袋にマジックで1หัวと書いていました。
そしてまた、お水を入れて2度目の抽出。
1つのココナッツから、2袋のココナッツミルクが完成です!!袋に書いた数字は「1度目に出したやつは濃くて、2度目のやつは薄いので1番がどちから分かるように」との事。使う時は「2番目の薄い方を先に煮て、最後に1番目の袋を入れると良いよ」と教えてくれ、小さな赤玉ねぎまで頂きました。ちなみにこれで35B/約150円!!
早速この新鮮ココナッツミルクと、頂いた小赤玉ねぎを使って(写真に入れるの忘れたw) ต้มข่าไก่/トムカーガイを作ってみました。トムカーガイは、甘酸っぱいココナッツミルクスープ。辛くないので、我が子も大好きなご飯が進むスープです。
今までココナッツミルクは市販のパックを使っていたのですが、やはりフレッシュココナッツミルクで作るとクセのないまろやかさと、優しい甘味でとーっても美味しかった~♪今後も絶対フレッシュココナッツミルクで作る事、決定です!
ココナッツミルクはこうやって出来ていた!
ココナッツミルクがこうやって出来るなんてご存じでしたか?? タイのお店で食べるココナッツカレーが美味しいのは、材料がフレッシュな物だからだったのか!…と今更実感!w ココナッツミルクが苦手…という方も、タイで食べると違うかも? 是非プーケットでココナッツミルクを使ったお料理を召し上がってみはいかがでしょうか?!
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