やって来ましたこの季節。私がこよなく愛するくせぇ～豆♡「サトー」を街で売っているのを見かけるようになってきました～!!以前クセあり野菜で投稿した中のサトー豆にスポットを当てて、美味しさと多大なる魅力をご紹介させて頂きます。クサ豆”サトー”食べたくな～れ♪
サトーって何？
สะตอ/プタイ/Petai/プテ/Peteともよばれているサトーの和名はネジレフサマメ。タイやマレーシア,インドネシアなどでよく食べられています。雨季が始まる5月頃から、街中ではどこからともなくフワっとサトー臭が。この匂いを嗅ぐと「おっ、この季節が来たな～」と私的にサトーは季語です。
栄養価は高く、ビタミンB6や鉄分、繊維が豊富に含まれていて、高血圧、癌、高血圧、糖尿病にも良い他、荒れ肌等を改善する効果も！美味しい上に身体に嬉しいことだらけの植物なのです。ただ、ただ一つだけのウィークポイント…臭っさ!!
最大の特徴である臭さ
サトーは「stink bean」とも呼ばれており、stink/悪臭 bean/豆。そして漢字だと「臭豆」と表記されるという、なんとも悪口っぽい名前で呼ばれていますが…まぁその通り。だってサトーの木の近くを通りすぎるだけでサトーが生っているのが分かるのですから。
そのままでも匂うのですが、食べた後の排泄物がかなり独特な香りが…。次の日も美味しかった余韻にひたらせてくれるのがサトー豆1番の特徴ですw 匂いをお届けできないのが残念なのですが、ニンニクやニラの様に食べたら分かる様な強目の香りですが、ドリアンよりは弱目な感じ?!
どんな感じで生っている？
花はこの様に珍しい形で、ここが成長して実になります。プーケットでは、5月頃に花や小さな房が見られて、早い物は市場に登場します。豆が1列に大きく密に連なっているのが良いサトー♡市場で出始めの早出な子は少し豆が小さめな気がします。4本(4列)で20B(70円)位が相場かな?!
プーケット内では、お庭に生っているお宅もあったり、山の中に生えていたりと比較的簡単に見る事ができます。私も大きな庭があったら是非サトーの木が欲しい!! 高い所に実がなるので、高枝切りばさみの様な物で収穫している様です。
サトーの食べ方
まわりの皮は食べず、むいてから中の種子を食べるのですが、むかなくても匂う！私にとっては今すぐにでも食べたくなるいい香りですが♡皮をむいたら、カピ(クセありシュリンプペースト)とエビとサトーさんを炒めて食べるのがウマ～！！(って↑サトー入れすぎ？w)
剥いて生で、ナムプリックという旨辛ソースに付けて食べるのも美味～♪サトードーン/สะตอดองというサトーの塩漬けも美味しいし、ナムプリックパオという辛ソースで炒めると更に食欲マシマシ、ご飯が進む!!あ～食べたい、お腹すく～!!
そして今回初めて、素揚げサトーにトライしてみました。インドネシア在住の方がインスタグラムで投稿していたのを見てこんな食べ方あったんだ～!!っとやってみました。油で揚げてお塩をかけただけですが、生や炒め物とはまた違ったホクホク感を味わえてこれも美味しい♪ビール進む!!
臭くて美味しい豆”サトー”
雨季のタイはフルーツが美味しいシーズンとも言われますが、クセあり野菜のサトーも負けていませんよ!!生あり、揚げあり、炒めあり！(匂いもあり♡) 私の大好きなクセありお豆サトーをご紹介しました。タイ南部の名物でもありますので是非ともプーケットにいらした際にはご賞味下さい！
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