今までにこの質問をされた事があるという方は少ないのではないでしょうか?! 先日、自他ともに求める超エビ好きゲストさんと一緒に食事に行った際に店員さんから聞かれた一言「エビの血は飲みますか？」…エビの血ってどんな味？どんな色～？美味しいのー??
美味しいシーフードレストラン
かれこれ長いお付き合いをさせて頂いているシミラントリップから戻って来られたゲストさん、プーケットでも2日間のデイトリップだったのでその2日間でプーケットのエビちゃんを堪能しよう!!と食事にお誘い頂き、エビがある美味しいお店という事で…
今回訪れたのは海沿いのお店で解放感もあり、シーフードが美味しいと地元民にも人気のお店”パライシーフード”へ行ってきました。チャロンエリアにあり、港からは車で約10分の場所にあります。エビが食べたいならばここでしょ!!
📍パライシーフード
11:00～21:30
大きいエビいっちゃいましょう！
お店には大きな水槽が沢山並んでいてエビやカニや海ブドウが泳いでいますが、もうエビちゃん水槽にまっしぐらw 「大きいエビちゃんいっちゃいましょう！」という事で「コレを捕って」と店員さんにお願いします。
エビを籠に入れて計測タイム。食べられてしまう事に気づいたか、バタバタしていましたが約1kgもあったこのエビちゃんを頂く事になりました。そして「店員：どうやって食べる？」と聞かれ「私達：お刺身で！」すると「店員：エビの血は飲む？」…「エビの血～？？？」っとなったワケです。
ゴシキエビ？ニシキエビ？
「エビの血は身体にいいのよ、元気になるわよ～」という店員さん。せっかくなので飲んでみたいよね?!私達も飲んだことがありません。そして生まれて初めてのセリフ「エビの血をお願いします」と言いましたw どんなの出てくる～?!
ちなみに、このエビはゴシキエビ(五色蝦)？ニシキエビ(錦海老)？…これはニシキエビ。プーケットの水槽に泳いでいる子はニシキエビが多い気がします。見分け方は、足に入っているラインが横か縦かで、ニシキエビは横に沢山入っています。(足が写真の様に縞模様に見える)
ニシキエビのお刺身と血が登場！
まず先にニシキエビのお刺身が到着～！もう見た目からプリンプリンで、沢山の身がてんこ盛りでテンションあがります。早速、わさび醤油で頂くと…とても甘くて、コリっと歯ごたえもあって超～美味い!!
すると「エビの血お待たせしました～」っとショットグラスに入ったエビの血が登場！血+スプライトで割って飲みやすくするのだそうです。色は少しだけ青っぽい乳白色、そして乾杯～っといざ実食!!エビの血のお味は……うーーーん、生臭い海水！w
エビの血って…透明
エビやカニの血はヘモグロビン(赤)ではなく、ヘモシアニンというたんぱく質が体内で酸素を運搬していて、その色は透明なのです。そして酸素と結びつくと青っぽい色になります。これはエビ・カニの甲殻類だけではなく、イカタコなども同じです。
青い血の持ち主として「カブトガニ」をご存じの方も居るかもしれません。カブトガニも元々の血は透明で酸素に触れると青くなるのはエビと同じですが、カブトガニの血は特別で細菌汚染試験に使用され、人間の医療に貢献している貴重な血液なのです。(私はプーケット水族館の展示で知りました！)1L＝1万5千ドルもするのだとか!
カブトガニはタイで生息していますし、卵を食べる習慣もあり屋台にも売っていますよ！(日本にいるのとは別種)ちなみにカブトガニはガニとついているけれど甲殻類ではなく、剣尾類(けんびるい)で種としてはクモの仲間に一番近い様です。ついでに蜘蛛の血も透明で酸化すると青くなるのだとか。
エビの血を飲んでみちゃう?！
なかなかお目にかかれない”血を採取する所”を見学しなかった事をかなり後悔しているのですが…。とにかく青白いエビの血は銅が含まれていて、貧血予防や免疫力を高める効果、髪や肌の健康を保つ効果もあるそうなのでダイビング後にピッタリ?!w カタビーチ2ダイブも楽々潜れたという話しもあったり、なかったりw ニシキエビを食べる機会があれば是非、血の方も召し上がってみて下さいね!!
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