母の日(วันแม่/ワンメー)
今日8月12日はタイの母の日。タイ国民から絶大な支持を得ていた前王様の奥様のお誕生日なのです。(現ワチラロンコン王様のお母様) お生まれになったカラーが青なので、街には国旗と青い旗がなびいています。そんな母の日、タイではどんな事をしてどの様に過ごすのかをご紹介していきます!
街の様子
プーケットの街中には大きくシリキット王太后の絵や写真が沢山飾られています。母の日の8月12日が近づくにつれて店頭には青いシャツが大量に並び、白いお花のブローチやお飾りが多く見られる様になります。
スーパーにはรักแม่(ラックメー)と書いてある物が沢山売られます。I Love Momの意味で、若い男の子も恥ずかしがる事無くラックメーを買っていきます。ただ堂々と大人も子供もお母さんが好きなのです。家族を大切にするタイ人らしいですね。
タイの母の日はどんな事するの?
8月12日は国民の休日なので家族で過ごす人がほとんどで、わざわざ里帰りする人もいます。以前は禁酒日だったのですが、現在は法的に禁止はされていません。お店の判断でアルコール類を提供していない場合もありますよ。
母の日にバーに行った時の事。提供はしているけど堂々と出したくないから…っと甕の様な入れ物で頂いた事があります。この中に入っているのはビールでしかもストローで!!もう1杯で3杯分飲んだ感じです。
母の日当日は、王太后カラーの青い服を身にまとい、お母さんと一緒に食事やお買い物にお出掛けます。デパートは母の日saleだったり、レストランは特別な母の日プロモーションが行われたりします。
大渋滞するという事で現在は開催されなくなりましたが、以前”Bike for Mom”という、お誕生日を皆でお祝いする自転車走行イベントがありました。青い服を着て自転車で街中を走るだけなのですが、沿道の声援もあって盛り上がっていましたよ。
母の日に送るもの
日本ではカーネーションを送るのがポピュラーですが、タイでは白いジャスミンの花輪を送ります。座っているお母さんの前でひざまずき、お母さんはそれを受け取ってヨシヨシしたりハグしたりします。
また、お花以外のプレゼントで定番は”燕の巣ドリンク”です。タイの女性はお婆ちゃまになっても美意識高めです。女性には嬉しいですよね!プレゼントには定番の燕の巣ドリンクです。
学校で毎年母の日イベントを開催
母の日当日は祝日となるので、前の週の木曜日に母の日イベントをやります。(催事は木曜日開催する事が多い) ドレスコードは青い服なのですが青っぽければOK。キメキメのママも居れば、青Tシャツ+デニムのラフな格好の人も様々です。
タイに来て初めて、幼稚園での母の日イベントに参加した時の話し。クラス皆でお歌を歌ってメッセージカードを貰って。っとここまでは想像できたのですが。ビックリしたのは「ママ、ここに座って靴下脱いで!」と言われ…
“子供が足を洗ってくれる儀式”があった事。洗面器に張ったお水をこぼさないように足を洗って、拭いてくれましたが、私の頭には「??」が浮かびます。これは昔からの伝統的な敬意や感謝を表す儀式だそうです。
本当は今年も学校でイベントが予定されていたのですが、今年はCovid-19の影響でイベントは中止。担任の先生から私と子供の写真を送る様に言われました。何かを作って持って帰ってきたらしいので、楽しみにしています。
タイの母の日
お母さんだけでなく、お世話になっている同僚の女性や近所のおばちゃんにもプレゼントを贈ったりもします。差し上げる人が多いほど、周りの人に恵まれて幸せという事ですね。色々と厳しい昨今ですが、今日は街中がジャスミンの香りと笑顔で溢れる事と思います。
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