日本は緊急事態宣言が解除された様ですね。タイでは非常事態宣言の期限を3月31日から5月31日まで、11回目の延長が決まりました。もうかれこれ1年間ずっと宣言しっぱなしなんですけどね。そんなタイ・プーケットから2021年3月末の現状をご紹介します。
3月28日現在(昨日) 新型コロナウィルス感染者数など
タイ国内での新規感染者数は+80名、合計感染者28657名、27136名回復、1428名治療中、93名死亡年末直前にクラスターが発生し第二派が到来したタイですが、現在感染者数はだいぶ落ち着いてきた感じです。
プーケットでは92日間新規感染者は報告されていません。
プーケット空港
国内線 国内線は飛んでいます。
国際線 ほぼ飛んでいません。
プーケットの学校
本来なら3月初旬には学校は終了し、約2か月の夏休みがスタートします。ですが今年は新型コロナウィルスの影響で授業数が足りない事から、4月頭まで授業があります。この暑季(しょき)といわれるクソ暑い中、家におらず学校に行って貰えるのは母としては助かる~のですけどね。
タイは日本の学校と違って入学式というセレモニーは無いのですが、卒業式はあるのです。昨年はその卒業式さえもコロナ禍だったので行われなかったのですが、今年は出来ている様ですよ。(学校にもよるかもしれませんが)学生、親御さんも良かったですね~!!今年一年は特に色々ありながら、よく頑張りましたよね。
そして例年ならこの2か月もある長い夏休みを使って日本へ帰る予定なのですが、今年も残念ながら帰る事は出来ないですね。昨年我が子に買ったランドセルは未開封のまま未だ日本に。私も免許の更新、健康診断もせねば…。
プーケット 観光地の現状/海沿い
海沿いはシャッターが閉まっているお店が目立ちますが、ついに…あのパトンにあるジャンクセイロンも一部が今月中旬に一時休業になってしまいました。ジャンクセイロンと言えば、パトンに滞在している方は絶対にお世話になる、超大型ショッピングモールです。かなりショッキングなニュースでした。
しかし一時休業とはありますが、銀行や薬局や通信会社、スーパーマーケットのBig C(ビッグシー)は引き続き開いているという事で一安心。Big Cが無くなったらパトンの在住者は死活問題ですからね。良かった、良かった。とにかく早くショッピングモールが再開出来ますように…。
プーケット観光地の現状/プーケットタウン
そんな海沿いとは裏腹に…居住区でもあり、タイ国内旅行先として人気なのがプーケットタウン。タイ人にも、タイ在住外国人にも人気のエリアで、このコロナ禍でも新しいカフェやレストランがどんどんオープンしているのです。
その中でも最近話題?なのが「和食」です。タイ人がコロナ終息後に行きたい旅行先、1位は嬉しい事に我が国”日本”。今は行く事が出来ないので、和食を食べて旅行気分を味わうタイ人が多い様です! 最近気になるプーケットの和食レストランLittle Edo 少し江戸 …名前から気になるぅ~!!
タイの新年水掛け祭り
タイでの新年は4月13日。毎年そこでソンクラーンフェスティバルという水を掛け合って新年をお祝いするお祭りがありますが、今年もイベントは中止。というより元々は、年長者の手に少しお水を掛けて(お清め)相手に敬意を表す儀式だったワケで。今年はトラディッショナルスタイルで静かにお祝いしましょうと政府からの発表がありました。
タイの2021年正月休みは4月10~15日。昨年の今頃はロックダウンしていたので正月休みも延期されましたが、今年はお休みにはなったので一歩前進ですね。また、今回も休日を増やして国内旅行観光促進を狙っています。少しは効果があるといいですね~!
4月1日より タイ入国規制緩和/隔離期間短縮
今までタイに入国する際に必要だった搭乗可能健康証明書(Fit to Travel Health Certificate)が4月1日から不要になり、渡航前72時間以内発行の新型コロナウィルス陰性証明書(CFC)のみが必要となりました。
陰性証明書を提出で…
現在タイに入国する際には14日間の隔離検疫が必要ですが、4月1日から隔離期間は10日間に短縮されます!隔離期間中は以前と変わらず2回のPCR検査が必要となりますが、この4日間の短縮はかなり前進です!
陰性証明書+ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)
そして陰性証明書とワクチンパスポート(2回のワクチン接種証明)を取得していれば、隔離期間が7日間と短縮されます。その隔離期間中は1回のPCR検査が必要となります。
7月1日より プーケット入国規制緩和/隔離期間免除
そしていよいよ!7月1日以降、新型コロナウイルスワクチンを2回接種し、陰性証明書があることを条件にプーケットへの旅行者の隔離検疫が免除となる事が決まった様です。 ワクチン接種…日本はなかなかすぐにとはいかないかもしれませんが、やっと光が見えて来ましたね。
プーケットでも集団免疫をつくらなくてはならない訳で、島の70%の人がワクチンを接種しないとならないとの事。外国人まで回ってくるのかな~?やっぱりお高めのお注射になるのかしら~?どこのワクチンかもちょっとだけ気になりますね。(…本当に7月~実施出来るかは?!)
タイ入国規制緩和/旅行者
以前までは日本からタイ行きの飛行機も大使館経由でとっていたのが、今は以前の様にネットで安いエアーチケットも取れる様になりました。タイ政府公認の隔離ホテルも数が増えたし、情報も沢山出てきてるので自分に合ったホテルを選びやすくなりました。コロナ保険も以前は1年で何十万と聞きましたが、今は1ヵ月単位で加入できる様ですしね。
と言ったって、ビジネス以外の目的ではあまり入国者はいないのでは?なんて思っていましたが、隔離を終えれば自由にタイ国内旅行などを楽しめる事から、時間に余裕のある方は意外と来られている様なのです。一度タイに入れば日本よりは、過ごしやすいかもしれないですね~
次々と発見される動物達
「そんなに?!?!」という様な出来事なのですが、コロナ禍になり観光客が激減した事から? 本当に野生動物達が各地で次々と見られているんです。プーケットだとカタビーチでオサガメの産卵。今までも他のビーチでは発見されていましたが、カタビーチというのが凄いですね!! ついでに先日ジンベエザメも目撃された様で…もう驚きです!!
そして先日潜った、空港近くのナイヤーンビーチでイルカが浅場まで現れたり、シャロン港近くでワニの出現、サムイ島近くアーントーン諸島でクジラが確認されたりと動物ニュースを多く目にします。ボートの出航数がかなり減少しているのも理由の一つですかね。私も見たい!!
新型コロナウィルス プーケットでの状況 2021年3月末
タイで非常事態宣言が出てから1年、まさかまさかの1年経過ですが、この様子だともう少しトンネルを抜けるには時間がかかりそうですね。でも昨年はまだ分からない事だらけで、もっともっと不安だった様な気もします。引き続きの長期戦…、工夫してなるべく楽しく過ごしていきたいですね。どこの国にいても、健康第一で頑張りましょう!