7月1日から始まる予定のプーケットサンドボックス計画。コロナウィルス感染第3派がタイ国内で全く落ち着かないので、この計画はまたも延期か…?なんて噂もありましたが、プーケット島内は感染者をかなり抑え込んでいる事もあり、このまま計画は実行される様です(予定)。これを機に、プーケットがまた観光客で盛り上がってくれたら嬉しいですね。 2021年6月現在のプーケットの状況をお伝えします。
6月19日現在(昨日) 新型コロナウィルス感染者数など
タイ国内 での新規感染者数は+3,667名、合計感染者214,449名、合計1,609名死亡。タイ全体で毎日2,000人以上の新規感染者は出ていて状況は変わらないのですが、バンコクは14日から規制緩和されましたね。(経済的に緩和せざるを得ない?)しかしこの第3派、第1.2派に比べて本当に長引いてます。
プーケット での新規感染者は+5名と、新規感染者数は一桁の日が続いています。今までだったら全ての規制が解除されてもおかしくない状況ですが、7月からのサンドボックス計画遂行の為に?規制がずっと続いている状況です。(↓規制は下記に詳細あり)
プーケット空港
国内線 国内線は飛んでいますが、かなり便数は少ないです。現在の状況はタイ在住者であってもプーケット到着日の7日前※までに発行された新型コロナウィルス陰性証明書など、必要書類の提出をしなければプーケットに入る事ができません。(↓必要書類は下記に詳細あり)
国際線 現在は特別な飛行機でない限り飛んでいません。
※以前は72時間前の証明書でしたが、7日前迄に変わりました。
プーケットの学校や習い事
学校!やっと始まりましたー!!!!!!!!14日から元気に登校再開です。今期は「始まる、始まる詐欺」にあっていたので、この2ヵ月強はとても長く感じました~。3食作るというミッションから解放されましたが、静かになってちょっと物足りない?! ご近所の子供の「ママ~」という声に思わず反応してしまう…w
そして習い始めたスイミングスクールも今月から再スタートしました!結局夏休み中は一度もスクールに通う事が出来なかったので、久しぶりのレッスンに水を得た魚状態。初めて25mを泳ぐことができました♡(ビート板使用www) 我が子の学校での水泳の授業はまだ再開していないので、学校で早く泳げる日がくるといいな~と待ち望んでいます。
現在のプーケットの規制(6月19日現在)
私達がプーケットで過ごしている中で関係してくる規制は下記くらいかな…?と思います。美容院はカットサービスのみ!(パーマ・カラーリング不可)というのはモジャモジャヘアーとしては気になる規制ですが、観光には関係ないかw
●パーティーの禁止
●家族以外の家での集会・食事の禁止
●レストランでの5名以上での食事の禁止
●レストランや公共の場での飲酒の禁止
●ショッピングモール21時迄/コンビニ4時~23時
●ゲームセンター等アミューズメントパークの営業禁止
●映画館などの施設の営業禁止
●ウォーターパークの営業禁止
バーやパブはまだオープンできないので、プーケットで一番の繁華街(だった)バングラ通りはシャッター街のまま。ホテルのプールはその施設によりみたいなので、宿泊時には事前にプールを解放しているか確認した方が良いですね。
タイ国内からプーケットへの入境規制
例えばバンコク在住の方がプーケットに入境するには、現在必要書類の提出が必要です。7月1日からのサンドボックス計画実施の為に今は厳しくしているのかと思いますが、7月1日以降もこの必要書類の提出が必要か否かは分かりません…。
また、下記のいずれかの書類が無い場合には出発地点での飛行機の搭乗が出来ません。
●タイ政府公認ワクチンを全量接種orアストラゼネカ製のワクチンを1回接種。
●到着日の7日前までのウイルス検査で陰性であり、陰性証明書を提出。
●プーケットに入境日の90日以内に新型コロナウイルスから回復し、治療を完了した事を示す診断書を提出。
※5歳以下の子供にはいずれも適用されません。
日本⇔タイの入国規制
タイ⇒日本
先月21日より、日本への入国14日以内にタイに滞在歴のある外国人は日本への入国が出来なくなりました。私達日本人がタイから日本への帰国は可能ですが、飛行機搭乗72時間以内に発行された新型コロナウィルス陰性証明書の提出。そして6月4日から検疫所が確保する宿泊施設で入国後3日間隔離検疫が必須となりました。もちろん入国後14日間の自主隔離が必要ですので、隔離検疫後の11日間は自宅待機です。
日本⇒タイ
日本の外務省は先月(5月18日)からタイの感染症危険レベルが、レベル2の「不要不急の渡航は止めてください」からレベル3の「渡航中止勧告」に引き上げられました。現在もレベルは変わっていません。そんな中、タイは各地で外国人観光客受入れ計画を立てているのですが大丈夫…なのかな?
7月1日より タイ入国規制緩和/プーケットサンドボックスについて
いよいよあと10日余りでスタートするプーケットサンドボックス計画。新型コロナウィルスのワクチン接種を終えた人々が、隔離無しで入国できるのが”サンドボックス”計画です。サンドボックスにて入国した人々はプーケット島内のみ自由に移動する事が可能で、他県に移動する場合にはプーケットで14日泊した後であれば自由にタイ国内移動が可能となります。
必要書類や条件としては
●低・中リスクの国からのワクチン接種済の観光客である(日本は現在高リスク国…)
●予防接種済証明書の提出(予防接種は到着日の14日前から1年前迄)
●飛行機搭乗72時間以内に発行された新型コロナウィルス陰性証明書の提出
●プーケットへの直行便である
●入国許可証(COE:Certificate of Entry)
●新型コロナウイルスの治療費を含む10万USドルの治療補償額の英文での旅行保険証
●SHA Plusホテルへの予約確認書(最初の14日間は必ずSHA Plus ホテルを利用・友人宅不可)
●連絡追跡アプリ“タイランドプラス”のインストールとQRコードの提示
※6月19日現時点での私なりに得た情報ですので、間違っていたらごめんなさい。お越しの際は最新の情報をgetして下さいね!
認証されているワクチンは?
タイ保健省、またはWHOによって承認されたワクチンの接種証明書が必要となります。認証されているのは、シノヴァック/アストラゼネカ/ジョンソン&ジョンソン/モデルナ/ファイザー/シノファーム
サンドボックスで子供は入国できるの?
6歳未満のお子様は、予防接種済証明書や空港到着時の抗体検査も必要としません。
6歳~18歳までのお子様は、プーケット空港に到着時、自費での抗原検査が必要となります。
SHA Plus ホテルって?
少なくともスタッフの70%はワクチン接種を完了しているホテルで、サンドボックスで入国したツーリストは必ずSHA Plusのホテルに滞在しなければなりません。最近SHA+と書いてある看板をよく見かけるな~と思っていたら、こういう事だったのですね。SHA Plus ホテルであれば、ホテルを移動する事も可能だとの事。たしかに14日間もあるなら、1度くらいホテルを変えたいかも~。
現在は200程のホテルが認定されているようですが、今後どんどん増える予定。認定ホテルはお高いホテルだけなのかと思っていたらそうでもなく、先日遊びに行ったアンダマントラリゾートホテルもSHA Plusホテルでした!
上記リンク↑の「プーケットの子連れ旅行におすすめホテル」の中では、ノボテルスリンだけ現在休業の様ですが、他は全てSHA Plus ホテルになっていましたよ!
離島ツアーはどこまで行ける?
プーケット県である、ナカ島、コーラル島、ラチャ島は自由に行く事が出来ます。以前でのニュースではプーケット滞在中の5日目にPCR検査をして陰性であれば、ピピ島やパンガー湾などの離島にも行けるとあったのですが、14日後じゃないとダメだという情報も発見…。
とにかく滞在中のPCR・抗原検査は自己負担となりますが、病院ではなく宿泊先のホテルで出来る様です。(費用:PCR検査費用は2,500-4,000B/抗原検査は500-1,000B)
ワクチン接種
このプーケットサンドボックス計画。外国人観光客を受け入れるプーケットは、7月1日までに少なくとも島民の70%がワクチン接種を完了していなければなりません。現在では1回接種済が351,464名の75%、2回接種済が205,320名の44%ほどが接種されています。
プーケットでは、会社で有無を言わさずに接種を強制されると最近耳にします。ワクチンの製薬会社の選択(プーケットではほぼシノヴァック)や、接種をするか否かも選択ができません。「打たないの?じゃあ仕事できないよ。」とこのコロナ禍で言われたら接種するしかありません…。これってワクチンハラスメントのような…?
そういえば、我が子の新学期が始まる前に学校から「先生達の85%以上がワクチンを接種済」です!と連絡がきました。外国人の先生も多いのに、この接種率はたしかにスゴイな…と感心していましたが。先生も仕方なく打ってくれたのかな?きっと拒否は出来ないよな…なんて思ったり。
先生もそうですが、サンドボックスで観光客を受け入れる「観光業」ならば…。その観光客はワクチン接種を終えて来島しているのだから、受け入れ側が接種していないというのも矛盾を感じるし…。でもやっぱりワクチンハラスメントもおかしいと思うし…う~ん、やはり難しい問題。
プーケット観光地の現状
現在はバンコクなどの国内在住者であってもプーケットへの入境規制があるので、観光客はあまり来ていないかと思います。(飛行機の便数もかなり少ないので) ダイビングやシュノーケリングツアーの規制も6月1日から解除されましたが、ツアーボートは最小遂行人数に満たない日もあり、毎日は出航出来ていません。
パトンのバングラ通りは「本当に7月に観光客は来るのだろうか…」と不安になる様な静けさだし、気に入っていたレストランもいつのまにか閉店していたり、バーはオーナーが変わっていたり、我が子のお友達が転校したり…。あ~もうそろそろ、元の世界に戻って~!!!お願~い。
新型コロナウィルス プーケットでの状況 2021年6月19日
もうとにかく今、プーケットの話題はサンドボックス計画!ワクチンとサンドボックスに頼り切りの感じです。果たして、日本は今後サンドボックスの対象国となるのでしょうか?そして噂の直行便は運航してくれれるのでしょうか?! 来月の新型コロナウィルス プーケットでの状況part18でより良い報告が出来ますように!!