例年ならお盆休みで日本人観光客で賑わうチャロン港ですが、シーーーーン…。こんな静かな8月のチャロン港も今年で2回目となってしまいました。タイは全国的に感染者数は多いままですが、プーケットサンドボックスは絶賛継続中。島内の県民はロックダウン中なのに、外国人観光客は自由に動けるという不思議な状況のプーケット、最新情報をお届けします。
8月28日現在(昨日) 新型コロナウィルス感染者数など
タイ国内 での昨日の新規感染者数は+17,984名、292名死亡。タイ国内の感染が止まらない状況は、日本でもニュースになっている様ですが、そう、ニュースの通りです…。それでも来月からはタイ国内の規制が緩和される様なので、またどうなる事やら…?!
プーケット での新規感染者は+208名。その内、サンドボックス利用での外国人新規感染者は1名。あとの207名は国内(島内)感染です。島内のロックダウンが約1か月続いていますが、なかなか感染者数は減っていかないですね。
プーケット空港
国内線 7月21日から、タイ国内線は全面運航停止となっています。長距離バスも含め、タイ全土で運休中なのですが、サンドボックス利用の旅行者のみ利用可能な飛行機やバスは運航しています。(下記に詳しく記載)
国際線 現在はサンドボックス利用の国際線は到着しています。
プーケットの学校や習い事
学校はずっとオンライン授業が続いているのですが、来月より新しいスタイルで開校するのだとか。親がワクチン接種をしていれば、その子供は登校出来るSchools Sandboxというもの。子供は学校で2週間に1度検査をする様です。
とりあえず今月末にオンラインでの中間テストをやって、来月から学校が始まる事は確定の様なのですが、先ほどZoomでの保護者会があったばかりで詳細は「??」のまま。行かない子は?授業料は?陽性者が出たら?学校での感染対策は?…もう色々な質問が飛んでいましたが、どうなる事やら?また来月に報告します。
学校も含めた教育機関、5名以上のレッスンが出来ない規制なので、唯一の習い事であるスイミングは今ところのまだ再開していません。 パラリンピックを見ながら、早くレッスンが再開して上手に泳げるようになりたい!っとやる気だけ上昇中です。
現在のプーケットの規制(8月28日現在)
もう段々何が規制されて、何が規制されていないのかが分からなくなってきました…w 先月の規制とはほぼ変わってはいないのですが、超重要事項、アルコールの販売に変更あり…!!泣
( ↓先月の規制 → 今月31日迄出されている規制)
・デパート,ショッピングモール 21時迄 →通常営業
・レストラン等でのアルコール飲料提供 21時迄 →アルコール提供禁止
・コンビニエンスストア 4時~23時迄 →変更なし
・公園・ビーチ・公共エリアでの集まる活動、飲酒が禁止 →変更なし
・陸路での入境チェックポイント 4時~23時迄 → 変更なし
・パブ・バー・カラオケ・ボクシング会場等は引き続き閉鎖 →変更なし
酒屋さんやスーパーマーケットでもアルコール自体は買えるので私達在住者は諦めはつきますが、こんな状況の中、せっかく海外旅行で来ているのにレストランでビールが飲めないとか…私だったら楽しみ半減しちゃうなぁ…。サンドボックスで開国しているのだから、考えられる最大限の対策を国がサポートして、提供できたらお互いにいいのに…。
上記は今月末までの規制なのですが、来月からまた変わるか?! 感染者数などもあまり変化はないので、このままか…?! どうなるでしょうか…。
タイ国内の入境規制
バンコクからプーケットへは…
現在は他県からのプーケット入県は、特別な事情が無い限り出来ません。ですが来月からは規制緩和される様なので、国内線の飛行機も再開する事となりそうです。
プーケットからバンコクへ!
プーケットからバンコクへの移動(飛行機・バス)は可能です。ただし、現在私達在住者は出来ません。サンドボックスを利用してプーケットに入国した旅行者は、14日間プーケットに滞在した後にバンコクへ移動する事が可能です。
7月1日より タイ入国規制緩和/プーケットサンドボックスについて
先月の7月1日よりスタートしたサンドボックス。今日までの約2ヵ月間で約2万5千人の方がプーケットへ入国しています。コロナ禍前の2019年までは平均して1日に約2万7千人来ていたので、まだまだ以前の状況とはほど遠いですが、少しずつ…といった感じですかね。
現在日本からプーケットサンドボックスを利用して入国するのに現実的なルートは、シンガポールエアラインでのシンガポール経由→プーケット入国。日本発のバンコク経由便は専用チャーター便との接続がまだないので今のところ利用できません。
タイ入国の仕方は2通り
■1つ目の入国方法(タイ政府指定コロナ隔離検疫施設での隔離2週間必須)
日本からバンコクやプーケットに観光目的で入国する事は可能です。必要書類や飛行機搭乗72時間以内にPCR検査等は必要となりますが、ワクチン接種は義務ではありません。タイに到着してからは、事前に予約した政府指定ホテル(ASQ,ASLQ)での2週間隔離となります。
■1つ目の入国方法を使うメリット
この方法で入国するメリットとしては、タイが設定している高リスク国からの出発だとしても入国出来るという事。このリスク国というのは、新型コロナウィルスのリスク国を分類したもので、タイが月に2回発表しているリストです。
先日at Phuketにいらしたゲストの方はマレーシア在住。現在タイのリストでは、マレーシアは高リスク国に指定されていて、前から予約していたプーケット⇔KLの飛行機はキャンセルに。マレーシア→シンガポール経由→プーケットに入国し、ASLQで2週間の隔離を終えた後に島内旅行を楽しんでおられました。(現在はロックダウン中なのでプーケット島内のみですが、通常であれば隔離後は国内どこでも観光OK)
ASQホテルでの隔離プランは15日間のパッケージ料金となっている為、空港からホテルへの移動+ホテル代+食事代+3回のPCR検査代が入っています。検査予約なども別でする必要がないのでそこらへんは楽ちんですね。
ワクチン接種の義務はない為、接種できない方や、接種しない選択をした方も入国する事が可能です。プーケット内の観光ツアーであれば、ワクチン接種していないと参加できない。という様な事はないかと思います。陰性証明書は必要な場合もありますが、プーケット島内で即日発行できる所があるので大丈夫です。
■1つ目の入国方法を使うと…
隔離期間中の2週間はホテルのお部屋から基本出る事はできない。結構これはキツイものがありますね…。以前、バンコクのASQで2週間隔離をして、プーケットにいらしたゲストさんの体験談をお伺いしました。ホテルによっては食事は数種類から選択可だったり、デリバリーも利用可能。ヨガマットや掃除用具を持参したりと、皆さん工夫して2週間を過ごされている様です。
■2つ目の入国方法(サンドボックス)
上記にもある、タイの発表する低・中リスクの国からの直行便で、ワクチン接種済である方はサンドボックスを利用する事ができ、プーケット島内で隔離なしで過ごす事ができます。到着してからのPCR検査や、政府認定ホテルの利用必須などの決まり事はありますが、ホテルに缶詰めではなく到着日から島内観光やビーチなど自由に行く事ができます。
■2つ目の入国方法(サンドボックス)を使うメリット
とにかく2週間の隔離無しでタイに入国出来るという事が最大のメリット!最終目的地がバンコクであったとしたならば、14日間はプーケット(+近郊)に滞在してからでないとバンコクへ移動する事ができませんが、バンコクのホテルで2週間缶詰めよりは、海で遊んだり、好きな物を食べて、お買い物をして14日間を過ごした方が良いですよね~。
また、今月16日から”プーケット・サンドボックス7+7エクステンション”というのが始まったので、さらに自由度がUP。最初の7日間はプーケットでの滞在となりますが、その後はサムイ島やピピ島など、特定の観光地へ移動して過ごせる様になりましたよ!
先月1か月でサンドボックスを利用者した国別ランキング、1位はU.S.A。そして意外にも2位がタイでした。 タイ入国の際、タイ国籍でも14日間の隔離が必要となる為、 先日閉幕したオリンピック・テコンドーで金メダルを獲得したタイ代表のテニスちゃんも、帰国にはサンドボックスを利用して日本から帰国しました。
バンコクでお仕事があるビジネスマンが、どうせ14日間ホテルで缶詰めになるなら自由なプーケットへ…とサンドボックスを利用して入国される方も多い様です。このサンドボックス、島内の移動は自由なので、プーケットにお家があったら家へ帰る事は出来ますが、宿泊してはダメ。期間中は家ではなくSHA+ホテルに泊まらなくてはなりません。でも家族がホテルに来て、一緒に泊まるのはOKな様です。
■ 2つ目の入国方法(サンドボックス)を使うと…
ワクチン接種済の証明が必要となりますが、後は事前に準備しなければならない書類等は、いずれの入国方法でもほぼ変わりません。ただ、PCR検査の予約だけ、滞在日数によっても必須回数が変わる為自身で予約が必要となります。でも移動が自由なので、自分で病院を選んだりも出来ますし、宿泊ホテルで検査も可能です。
SHA+のホテルの価格も、サンドボックス価格で凄く高くなっているワケではないし、自由な行動や食事などを考えると、条件が揃うならばサンドボックスを利用した方がいいのではないかな~と、私個人的には思います。
プーケット観光地の現状
パトンビーチへ行けば外国人の姿も見るし、それによってタクシーや露店、ビーチボーイなども以前より活気がある様に見えます。少しは前に進んでいるのかな…と思いつつ、実際日本人の観光客は皆無…。もしタイへ来ても、日本へ戻ったら自主隔離がありますから、会社勤めだとなかなか難しいですよね。
日本人観光客を待ち望んでいる私達ダイビングショップや、旅行会社。日本がまだまだ、色々と落ち着かない様子を見ると、こちらに日本人観光客が来るのなんてまだまだ先なんだろうなぁ…。とパトンビーチの欧米人を見て、遠い目になっている現状です…泣
新型コロナウィルス プーケットでの状況 2021年8月28日
コロナ禍でのプーケットの現状を皆さまにご紹介。そして後から自分が「こんな事があったなぁ~」と見返せる記録として、月に1度この”新型コロナウィルス プーケットでの状況”をUPして参りましたが、来月で記念すべきPart20をお送りする事になりそうです。あれから20ヵ月…あの頃はpart20まで続く事になるなんて思ってもいませんでしたが…。来月は、今月よりも良いニュースをご紹介できる事を願っています。