大体どこにでも売っているし、安いし、何にでも使えてヘルシー♡もやしは主婦の味方です。プーケットでも日本と同じ様に通年手に入り、1kg20-30Bくらい?(約70円～100円)で売っています。そんなもやしをまさかの栽培する機会が到来。これがまた奥さんっ！管理も簡単で、ぐんぐん成長するから子供との実験としても超～面白い♪ 楽しい、美味しいもやし栽培…いかがですか？w
もやし…の正体?!
子供が去年、学校から謎のひょろひょろ植物(カイワレ大根みたい)を1本だけ、持って帰ってきました。何の植物かも分からずとりあず育ててみたのですが、2か月後にかわいい黄色の花が咲いて、インゲンみたいな豆が出来たのです。
豆が出来た！と喜んだものの、この豆…食べられるの？Googleレンズでも調べてみたけど出てこないし、学校の先生にあの植物何だか聞いてきてよ。と子供に言っても毎回「あっ忘れたー！」と何度聞いても聞いてこない…。はぁ…ダメ男子。
そして約1年後…の先日、子供が「あの植物分かった！Mung beenだよ！」…って教えてくれました。…え？何それ英語？タイ語？w …「あのインゲンみたいなやつの種を出して、水に浸けておくともやしになるらしい」との事。その話しを元に調べてみたら、正体は緑豆だという事にたどり着きました。「よ～し！せっかく調べたんだし、緑豆からもやしを作ってみようか！」という話しになったワケです。
日本もタイも”もやし”は安いので”簡単に・大量に”栽培出来るであろう！っと栽培方法は気になっていたんですよね。そして栽培の仕方を調べると、YouTubeでも出てくる！出てくる！私は中国の方の動画を参考に早速子供とやってみました。
1日目 16:00 緑豆を洗い、お水に浸す
ずいぶん前に、子供のトラック(おもちゃ)に入れる砂利代わりに一度買った事があるくらいの緑豆(リョクトウ)。なのでお料理に使う為に買った事がなかったのですが、お豆のカレーやスープ、ご飯にも使える様なので、500g入りのパックを初めて買ってみました。プーケットだとどこのスーパーマーケットにも売っています。
緑豆をボウルの底が埋まる程度に入れて、お水でしっかり洗って、豆から3cmくらい上まで水を入れてこのまま24時間放置！日本なら蛇口のお水で良さげだけど、タイは飲み水ではないので一応ペットボトルのお水を使用してみました。浸すまでは納豆作りと一緒ですね。
24時間放置
12時間くらいすると、お豆ちゃんの隙間から泡がぷくぷく出てくる～!!中にお魚とかがいる様な生きてるみたーい！と子供と大喜び。(私の方が喜んでいたw)時間が経つにつれてもっと泡はポコポコしてくる!!
そして24時間経過、お豆がみるみる成長する姿は楽しすぎる！お豆の大きさは約2倍になり、おヒゲまで生えていました。超臭いってワケではないけれど匂いも若干出てきていました。今まで浸けていたお水は捨てて、しっかり洗い、次の工程”寝る子は育つ作戦”へと進みます。
2日目16:00 ざるの上に豆を並べる
ザルにクッキングペーパーを敷き、その上にお豆達を並べます。ザルは底が平らなやつ(四角いザルの受け皿付き)が良いっぽいけど、まぁあるものでいっか！っとなるべく平たいザルを使用しました。ザルが入る更に大きめなボウルを受け皿に。
そして、大き目のタオルなどをかけたり、発泡スチロールなんかに入れて光を遮断！これが”寝る子は育つ作戦”です。そして放置するのみ！もやしちゃん、元気に育ってね♪おやすみさなーい。
3日目
朝起きたら真っ先にもやしちゃんの所へ♡ゆっくり開けてみると…おぉ伸びてる、伸びてる♪ 受け皿があるまま、上からペットボトルのお水を全体的にかけて、豆全体が浸るくらいの量になった止めて少しだけ優しく揺さ揺さ～っと揺さぶる。
そして、ザルでお水を切って、受け皿のお水も捨ててまたおやすみさい。これがお水やりの1工程で、朝・昼・晩と三回やる。
4日目
5日目
6日目
7日目
7日目の夜に収穫～！
7日目の夜、いよいよ食卓にもやしちゃんが並ぶ日がやってきました。売っているもやしよりもヒョロヒョロしていて、根っこも付いているし、黄色い葉っぱも付いています。見た目はあまり美味しくなさそうだけど…w キッチンペーパーだけ取って、根っこも全て食べちゃうよ！
やはり初収穫のもやしは、バター炒めが一番いいかな？っとササっと炒めてみました。そして実食…気になるお味は～？美味しい！美味しい！味もちゃんともやしだし、細いけどシャキシャキとした食感もありますよ！
タイ風焼きそば”パッタイ”には生のもやしと一緒に食べますが、そのパッタイもやしとしてはちょっと物足りないプリプリ感ですが。でも茹でたり、炒めたりであれば全然あり！あり！美味しかったですよ。
知ってた？もやしの豆知識
光のない環境で簡単に栽培できる上、ビタミンが豊富な事から第二次世界大戦中の潜水艦内でも栽培されていたとか。という事は核シェルターの中でも栽培が出来るという事なので、シェルター所有者の方は是非緑豆のご準備を！！
安い上に食物繊維が豊富で低カロリー♡なダイエットフードでもあるもやし。ただ、殺菌作用のない暗い場所(日光に当たらない)で栽培するので、大腸菌などの細菌が増殖しやすいのだとか…。便秘解消は、食物繊維のお陰なのか、大腸菌なのか？とりあえず、加熱して食べるのが安心ですね！でもタイはよく生で出てきまーすw
ヒョロヒョロもやし大成功！
売っているような白くて太い見た目にはならなかったけど、 成長も楽しいし食べても美味しいし、実験結果は大成功!! どうやらあの太くて白いもやしにするにはエチレン処理とやらが必要なんだとか。エチレン処理を調べてみると色々難しそうな事が書いてあったので、もうそこでストップ！ヒョロヒョロもやしで充分ですw 自家製もやし、子供と一緒に成長過程を楽しんでみてはいかがでしょうか？
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