電車が通っていないプーケットは「ちょっとそこまで!」でも車やバイクで移動します。そこで必ず立ち寄らなければならないのがガソリンスタンドですが、 日本と少々違うルールもあるんです。今回はそんなプーケットのガソリンスタンド、どうなっているの?をご紹介。どうやって給油するの?油種は?ガソリンってお幾らくらいなの~?
ガソリンスタンド、最近増えた?
ガソリンスタンド、日本はどんどん潰れている様な印象…がありますが、 プーケットは私が来島したこの6年で、新しい店舗がどんどん出来ています!!また、営業時間も遅くまでやってくれる様になったので利用者としてはありがた~い!(以前、近場のスタンドは18時迄と20時迄だった)
タイのガソリンスタンドは日本でも見るシェルやエッソもあるし、タイ国営の石油公社もあります。南国だけに働いているスタッフはサンダルでやっていると思いきやそこはガソリンスタンド、ちゃんと靴を履いていますw(でも工事現場はサンダルですからねw)
セルフスタンドは見た事ない
セルフスタンドではなくスタッフが給油してくれるのですが、今までで一度だけ!給油して貰ったハズが、実際はガソリンを入れられていなくてガス欠になった事がありました(意図的かは不明ですが、ちゃんと入れているか見ていなかったのと、給油後メーターをチェックしなかった私が悪いですが…)
そして日本の様にピットはありますが、洗車機は見た事ないような…?!タイのスタンドで洗車というイメージは私は無いです。洗車は自宅でやったり、セルフ洗車場、あとは洗ってくれる”洗車屋さん”が結構ありますよ!バイク専用で洗ってくれる所もあって、バイクも~?っと初めて見た時はビックリしました。
バイクレーンの並び方
ガソリンスタンドを見つけたら入るまでは一緒ですが、バイクはバイク専用レーンを設定してあるスタンドが多いので、給油待ちのバイクがズラリと並びます。どんなにバイクが並んでいても、他の空いているレーンでは入れてくれません。他のスタッフ超暇そうなのにさ…。
そして、バイクのオーナーはシートを上げて、キャップを開けて「さぁ入れて下さい、スタッフ様~」という状況にしないと入れて貰えません。そして給油が終わったら、お金を払って、自分でキャップを閉めるのです。スタッフは本当に”ガソリンを入れるだけ”のお仕事という事。
車のレーンの並び方
車で行けば、スタッフがこっちだよ~と手招きして誘導してくれます。油種と量or金額を聞かれて入れるだけなので、窓を拭いたり、ごみを捨てたり…というようなサービスは含まれておりません! こちらもガソリンだけを入れるだけ♪
給油中にはスタッフがボンネットにパネルを置くのですが、車のエンジンを止めていなくても「止めて下さい」とは言われてなさそう。お客さんとしては暑いのでエアコンを止めたくないという理由から止めないのかと思いますが、もしかすると給油中にエンジン止めるなんていうのを知らないのかも?!
油種/値段
タイへ来た当時はこの燃料の中身は何なのか、 とにかく油種が沢山ありすぎて理解するまでに時間がかかりましたが「なるほど~!」と分かれば面白い。タイでは環境汚染を減らす為に、ガソホールと呼ばれるガソリン+エタノールの混合燃料が一般的に使用されているのです。とりあえずタイで「プリーズ レギュラー ガソリン!」と言っても「は?」と返されるのではないかな?!
油種 | 価格(2021.9.18) | |
ディーゼル | 軽油90%+バイオディーゼル10% | 26.89B (約88円) |
ディーゼルB7 | 軽油93%+バイオディーゼル7% | 29.89B (約98円) |
パワーディーゼルB7 | 軽油93%+バイオディーゼル7%(+高い洗浄性能) | 36.34B (約119円) |
ガソホールE20 | ガソリン95が80%、エタノール20% | 28.54B (約94円) |
ガソホール91(E10) | ガソリン91が90%、エタノール10% | 29.78B (約98円) |
ガソホール95(E10) | ガソリン95が90%、エタノール10% | 30.05B (約99円) |
ガソリン95 | オクタン価95のガソリン | 37.91B (約125円) |
バイオディーゼル→パーム油など、生物由来油から作られるディーゼルエンジン用燃料。
ガソホール(ガソリン+アルコールの合成語)→ エタノールを混ぜ合わせた混合ガソリン。タイではサトウキビ等からエタノールが作られている。
ガソリン95→唯一販売されている唯一の無鉛ガソリンですが、少なくともシェルでは販売はしておらず、今度ガソリン91の様に無くなるかもしれません。
上記の写真以外の燃料もあります
E85 | ガソリン95が15%、エタノール85% |
B20 | 軽油80%+バイオディーゼル20% |
ガソリン91(ベンジン) | オクタン価91のガソリン ※現在販売なし |
NGV | 天然ガス |
LPG | 液化石油ガス |
E85は専用車のみなので、なかなか出会わないかもしれないですね。車両によってもちろん違いますが、私はバイクにはガソホール91、車にはE20を入れています。
とにかく、もしプーケットでレンタカーを借りた場合には、場所により満タン返しとそうでない所があるのでそれを出発前に要チェックですね。入れて返す場合には、油種名は聞いておくのも忘れずに!(事故にあうと面倒なので、海外の運転に慣れていなければ少し割高ですがタクシーが無難ですよ♪)
LPG車?電気や水素自動車は?
LPGというと、日本ではタクシーしか使っていない様に思いますが、タイでは一般の改造車として出回っています。ガソリンとLPGの燃料を切り替えて走行可能で、燃料費が断然安いので人気なのだとか。でも新車で改造してしまうとディーラー保障が受けられない等の理由から、ある程度走った後に改造する事が多い様です。
そして、水素ステーションや電気チャージステーションは滅多に見ないです。(注意して見ていないからかも?!ですが)
ガソリンスタンドでの頼み方
バイクだと定額給油の人が多く、油種名+〇〇バーツと頼みます。私も大体自分のお財布にあったピッタリ出せる金額を言うか、細かいお札があれば満タンで。500B,1000Bだと、スタッフがおつりを取りにカウンターまで行かないとならない事が多いので気が引けるんですよね…。
車だとほとんど後ろに待たれていないので1000B出しても大丈夫!!w 油種名+テムタン(満タン)と頼みます。もちろん定額・定量でもOK!ガソリンスタンドで使う様な95(Ninety five)などの数字は、スタッフも分かる場合が多いので英語でも大丈夫だと思います。
プーケットのガソリンスタンド
ちなみに、私がタイに来て挨拶の次に覚えたタイ語は「ガソホール91を50B分下さい」でしたw そういえば以前は50Bで結構満タンになったけど、最近じゃならないなぁ~…。もし機会があたら是非タイ語でガソリンのオーダーにトライしてみて下さいね!プーケットのガソリンスタンド、施設についてはまた今度ご紹介します。
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