4月13日はタイの新年(ソンクラン)でした。その正月休暇を前にタイ国内で新型コロナウィルス感染第3派が到来。タイ政府は県外移動規制はしなかった為、休暇で沢山の人が移動をした事から今まで以上の感染拡大となってしまいました。現在プーケットはレッドゾーンエリアの県となり、ダイビングやシュノーケリングツアーも禁止令が出ていたりと今までにない規制がかかっています…。4月末現在のプーケットの状況をご紹介します。
4月24日現在(昨日) 新型コロナウィルス感染者数など
タイ国内での新規感染者数は+2,070名、合計感染者50,183名、30,189名回復、19,873名治療中、121名死亡。今回のタイ全土で広がる第3派は、今までで一番感染が広がっています。ソンクランから日に日に感染者が増加しているので、第3派が落ち着くのはもう少し時間がかかりそうですね。
プーケットでは最近感染者数0が続いていましたが、ついにこの第3派で感染者が出てきました。4月初旬に数人の感染者が発覚しましたが、その後あっという間に感染者急増…現在では感染者が292名と、プーケットも今までで一番の感染者数となっています。
プーケット空港
国内線 国内線は飛んでいますが、プーケット到着時に抗体検査(外国人有料)が必須となりました。搭乗72時間以内に発行された新型コロナウィルス陰性証明書がある、又はワクチンを2回接種済の場合にはプーケット空港での抗体検査は不要の様です。※
国際線 ほぼ飛んでいません。
※上記のプーケット空港からの入境ルールは、今のところ4月21日～30日迄となっているので、5月1日から解除される…予定。(今後どうなるかな?) 感染者が落ち着く事を祈ります。
プーケットの学校や習い事
現在タイの学生達は夏休み中です。通常5月初旬から始まるのですが、先日学校開始予定日よりも1週間後にずらします。と連絡がありました。ですが、それも雲行きが怪しいという噂も…?! 再びオンライン授業での新年度が始まるかもしれません。今月末の国内状況で登校がスタートできるか決定する様ですが。どうか、どうか普通に学校が始まりますように…
最近始めたスイミングスクールは県の規制によってレッスンが受けられなくなっています。ジムをはじめ、デパートなどに入っている屋内プレイグラウンドも遊べないですし、公園にある遊具も使用禁止となっています。子供達の遊び場問題もある中、やっぱり学校が始まってくれないと…もう家が壊れます…。
タイのコロナ保険に加入しました
プーケットの人口は約40万人。現在の感染者数が約300名なので、そこまでビックリするような感染率ではないのかなとも思うのですが…。今回の第3派で、子供の担任の先生がコロナウィルス濃厚接触者(陰性でした)に該当したり、いつも使っているダイビングボートのスタッフが感染したりと身近に感じる機会が増えました。
入院治療となると14日間で約80万位かかるらしい…との話しも聞いて、母は症状の怖さよりも医療費への恐怖!!!! 万が一家族3人感染して入院治療なんて想像しただけでもリアル怖い話です。今までは、ちゃんと気を使っていればプーケットは比較的安全かな～という思いもありましたが、今回コロナ保険に加入しました。
タイの保険会社ですが、外国人でもネットで簡単にコロナ保険に加入できました。加入してから14日以降の適応となるので、加入したからといっても2週間は注意が必要です。変わらずに感染しない様に過ごしたいと思いますが、医療費の恐怖から多少は解放されたので、とりあえずは加入して良かったです。
プーケット 観光地の現状/ダイビング・シュノーケリングツアー禁止
ソンクラン休暇も終わり、プーケット内での感染者数もグンっと増えた事から4月18日～5月1日までプーケット発のダイビング・スノーケリングのツアーを規制。ダイビング＆スノーケリングツアーボートからの感染者が出た事からかと思いますが、ビーチダイビングはどうなるのかな…？やっぱり潜っちゃダメ…なの？
プーケットのボート会社は船を出すことが出来ないので、このまま今季のハイシーズンは終わり…ですかね…?!泣
ワクチン接種
プーケットでもワクチン接種は始まっています。タイ人でプーケットに在住の18歳～59歳の方は申請すれは無料で接種する事ができます。我が子のクラスのLINEグループでも連絡が来ていましたが、ネットで予約が出来て接種会場へ行く様です。(私達外国人は2,000B(約7,000円)払えば接種可能という情報)
プーケットでは観光客を隔離なく受け入れる為、集団免疫を獲得できるようと県内人口の70％がワクチン接種を完了させる様に進めています。ワクチンは中国のシノバックバイオテック社。知人(外国人)が先日、接種出来るか問い合わせた様ですが、現在はタイ人が優先の様です。ちなみに私達は接種していません。
4月1日より タイ入国規制緩和/隔離期間短縮
今月4月1日より、タイへ入国した際の隔離期間が14日間から10日間に短縮されました。今後は、新型コロナウィルスワクチン接種を終えた2つの国や地域の人々が、お互いに隔離無しで自由に行き来できる”サンドボックス”を計画中です。
プーケットは7月からサンドボックス計画をスタートする予定でいましたが、今回の第3派の影響で計画通りにはいかない見通し…。タイ全土で感染者数が増加している中、6月中にプーケットは集団免疫を獲得！というのは難しそうですね…。この計画が実行されるのであれば、日本のワクチン接種の状況も気になるところです。
形を変えて収益を
プーケットの代表的なアクティビティーとして、象乗りや虎との写真撮影などがありますが、外国人観光客が来ない為になかなか厳しい状況の会社が多くあります。そんな中、現地民や国内観光客に楽しんでもらおう!と普段と形を変えて収益を得て頑張っています。
どこからどうやってビーチへ来ているのか謎なのですが、3歳の子象が毎日夕方にナイハーンビーチに現れます。ここ1週間で3回行きましたw プーケットに住んでいると、象を見かける事は珍しくありませんが、象さんにご飯をあげたり触れる事ができて子供は大喜びです。象さんも頑張っているから、私達も頑張らなくっちゃ！
新型コロナウィルス プーケットでの状況 2021年4月末
去年(2020年)の今頃は、プーケット空港が閉鎖され、全ビーチ滞在禁止、スーパーマーケットは食品売り場以外はロープで入れず…見た事の無い光景と、未知のウィルス、鎖国によって今後どうなってしまうかの恐怖を感じていましたね。それから1年経ちましたが、前進している様な～変わっていない様な～?w とにかく急に状況が良くなるという事は無いので、この長期戦をなんとか踏ん張っていきたいですね。
