季節は変わり、プーケットは雨季へシーズンインとなりました。西側のビーチは波が高くなるので、ビーチダイビングやシュノーケリングはしばらくお預け! …って規制によりまだダイビングは出来ませんが…泣。益々おうち時間が増えて引きこもり中です。プーケットは7月から新しく観光客受入れ計画が始まる予定ですが、今後どうなって行くのでしょうか？2021年5月末現在の状況をお伝えします。
5月29日現在(昨日) 新型コロナウィルス感染者数など
タイ国内での新規感染者数は+3,759名、合計感染者144,976名、97,872名回復、954名死亡。今回のタイ全土で広がる第3派は今までで一番の感染者数でまだまだ増数傾向。ソンクランから1か月以上が経ちますが第3派が落ち着くのはもう少し時間がかかりそうです。
プーケットでは昨日の新規感染者が2名と、新規感染者数はかなり減ってきました。これが厳しい規制の効果の表れだといいのですが…。(7月からの計画遂行の為に感染者数を隠したり、偽ったりでは無いといいけど)
プーケット空港
国内線 国内線は飛んでいますが、今日現在の状況はタイ在住者であってもプーケット到着時に搭乗72時間以内に発行された新型コロナウィルス陰性証明書の提出、又はワクチンを2回接種済でないとプーケットに入る事ができません。
国際線 特別な飛行機でない限り飛んでいません。
お友達を招いてお家に集まるは禁止！
今月5月初旬。プーケットは規制を強化し、パーティー禁止というのは知っていたものの…、友人達を集めて家で飲酒をしていた外国人が逮捕されたニュースで「えっ?家で集まったらダメなの?というか逮捕!」と知りました。飲食はもちろんですが、お友達を招いてお家に集まることも禁止!!
子供がお友達のお家に行く事もダメ…？なのかな…?!…。違反した外国人には、国外退去処分も辞さないという、外国人には厳しい罰則。はい…怖いので仰せの通りに致します。プーケットのみ出ているこの規制、5月末までとなっているのですが今後どうなるのでしょうか。
もちろんレストランやホテルでのアルコール類の提供は禁止されているし、5名以上で同じテーブルでの食事もダメです。フィットネスジム、プール、映画館などの場所も全てクローズ中…2ヵ月間の夏休みにはツライ環境…。ですが、綺麗な海がすぐ近くにあるだけ幸せですよね。
プーケットの学校や習い事
先月の願いもむなしく、通常通りに学校が始まるどころか休みは延長し、習い事もクローズ中。先月よりも規制は厳しくなっています。バンコクでは来月6月14日に学校再開が延期される事が決まったそうですが、プーケットのインターナショナルスクールは5月24日からスタートしました。
そう、プーケットのインターナショナルスクールはスタートしているのですが…我が子の学校は6月14日まで登校は延期となりました。プーケットの感染者は最近一桁なので6月1日からやるだろうと思っていたのにー!!! 6月1日は登校ではなくオンライン授業で新学期が始まる事に決定しました。もうこれ以上の登校日延長はありませんように…!!
日本⇔タイの入国規制
タイ国内は、4月の大型連休後(ソンクラン休暇)から第3派の波が到来。その後未だに収まらないタイの感染者数です。先日、インド変異株が確認されたと思ったら、今度は南アフリカ変異株の検出…。感染者数がタイ全土でも日々一桁だった頃が懐かしいですね(実際は本当の数字かは分かりませんが…)
タイ⇒日本
こういった事から今月21日より、日本への入国14日以内にタイに滞在歴のある外国人は日本への入国が出来なくなりました。私達日本人の帰国は可能ですが、飛行機搭乗72時間以内に発行された新型コロナウィルス陰性証明書の提出、そして14日間の自主隔離が必要です。
日本⇒タイ
タイの感染症危険レベルが、レベル2の「不要不急の渡航は止めてください」からレベル3の「渡航中止勧告」に引き上げられました。新型コロナウィルスの感染拡大が始まって以来、日本からタイへの渡航中止勧告は今回が初めての様な…。この勧告が引き下げられる様にタイ全土で頑張って規制中です。
プーケット観光地の現状/ダイビング・シュノーケリングツアー禁止
4月18日～5月1日までプーケット発のダイビング・スノーケリングツアーを規制されていましたが、延長されて5月31日まで禁止となりました。先月の規制が始まってすぐに、視察でビーチダイビングは出来るのかな…という密かな期待から一応タンク屋さんに聞いたのですが「タンクは貸せないんだよ～」との事。ですよね～。
ここ1ヶ月半、ツアーボートは港にズラーっと並んでいます。そして暇そうなおっちゃん達が東屋で寝っ転がっています。こんなに船が沢山あって、遊びに来たい人も受け入れたい人も沢山いるのになぁ～。っとこの状況をとても苦しく感じます…。6月1日からはシュノーケリング・ダイビングは解禁となりそうですよ。
7月1日より タイ入国規制緩和/プーケットサンドボックス
新型コロナウィルスワクチン接種を終えた2つの国や地域の人々が、お互いに隔離無しで自由に行き来できる”サンドボックス”を計画中。第三派の到来で計画は延期になるかと思いきや、そのまま7月1日からスタートする様に進んでいます。プーケットの他県には無い厳しい規制は、サンドボックス計画の為というワケです。
ただ、このプーケットサンドボックスモデル、未だ不明点はあり…。パッケージツアーという情報もありますが、具体的にはまだ分かりません。ワクチン接種が出来ない子供の旅行者はどうなるのかなぁ…?
とにかくこの計画だとプーケットへは直行便で来る事となりますが、今のところ日本⇔プーケット便は残念ながらありません。タイ航空はヨーロッパの4都市⇔プーケットへの直行便は既に予約開始してる様です。これを機に？今後、東京⇔プーケットが定期就航してくれたら最高なんだけどな～！
とりあえず7月1日までに準備をしなければ！っとワクチン接種を島民は進めていますが、このまま開放して大丈夫なのだろうか…？と心配している島民も多くいます。観光業の私達としては、開国の第一歩として明るいニュースだと思いつつ、はたしてこの状況でも観光客は来るのかなぁ?なんて思ったり。
ワクチン接種
そしてプーケットのニュースは毎日”ワクチン”についてやっており、とにかく島民の70％がワクチン接種を7月1日までに完了する事を目指しています。今まではタイ人のみが優先的に接種出来ていましたが、労働許可書のある外国人の接種予約受付も始まりました。
プーケットで接種されているワクチンは、シノヴァックかアストラゼネカ。”観光業に携わる者はワクチン接種が必須”になるとか、”今後VISAの申請にワクチン接種が必須”になるいう噂もあったりして。今は情報収集中な私達です。
新型コロナウィルス プーケットでの状況 2021年5月末
2021年の5月末のプーケットの現状は、7月1日のサンドボックス計画に向けて厳しい規制とワクチン接種に取り組んでいます。まだ計画に不明確な部分は多いものの、プーケットの感染者数を減らせているのは確かです。今後の動きに注視しながら、来月は現在より良い現状報告が出来る事を願うばかり！そして来月には学校が始まっていますように…と切に願います。
