日本でもち米といったら、お正月についてお餅にしたり、お赤飯にしたりと”白いもち米”をそのまま食べる事はあまりしないですよね。でもタイでは、普通の白米と同じ感じでもち米を食べるんです。これがまた、スパイシーなタイ料理との相性抜群で超~美味しい!! そんなカオニャオの事、そして一緒に食べたら幸せ~♡なタイ料理をご紹介します。
カオニャオを食べる
東北タイ=イサーン地方や、隣国のラオスなどではもち米を主食としていて、タイ語では「カオニャオ」と呼ばれます。日本のもち米よりも少し水分が少ない感じ?!少しパサっとしているのでお米が手につきにくく、食べるともっちりとした食感で美味しい♪この手で「パクパク」っと食べられるのが危険~⚠手軽で美味しくてつい食べ過ぎるのです。
内陸で畑仕事の多いイサーン地方なので、腹持ちの良いカオニャオを昔から主に食べていたという話しも聞きますが、そのかわり頻繁にカオニャオを食べる地域は血糖値が高いという問題もあるそうです。たしかに…糖質高め。
タイ米といったら学生時代、米騒動でカリフォルニア米とかタイ米が給食で出るとか出ないとか…ありましたよね?そんな事を思い出します(また年バレるやつ) しかし、沖縄の泡盛はタイ米から造られていますし、日本の伝統米菓子もタイ米が使われていたりと、日本とタイ米は昔からの古いお付き合いの様です。
プーケットでカオニャオを食べるには、イサーン地方のお料理を出すレストランや、道端にある屋台に行くと食べる事ができます。それ以外のレストランではライスというとパラパラなインディカ米のみが提供され、カオニャオはおいていません。
カオニャオはケースに入って出てきます
カオニャオは、帽子をひっくり返したような籠をお鍋にかけて蒸します。屋台ではこの籠を見かけると「あっ、カオニャオ売っているな」と分かりますね♪でもその籠が無い所もあります。その場合でも”ガイヤーン”と呼ばれるタイ風焼き鳥が売っていたり、ソムタム(パパイヤサラダ)を作る壺があれば、そこはイサーン料理屋さんです。
このカオニャオの食べ方はプーケットに来た当初、食べる分だけを手にとって丸めておかずにつけて食べるという風に習いました。でも都会の方はお上品にスプーンをフォークを使って召し上がるのだとか!プーケットは田舎なので…私は手で食べていますw
レストランでカオニャオを頼むとこんな感じのかわいい籠の中に入って出てきますよ!この籠1つが一人分でげんこつ1個分程の量があります。辛い物を一緒に食べているとペロっといってしまうのですが、もち米ですので高カロリー…。分かっちゃいるけど止められない。
家の炊飯器でカオニャオ
屋台でも1包10B(35円)くらいと安く買えるのですが、売っている場所によって1包が少ない!欲深い私は、沢山食べたい時は家でカオニャオを炊いています。カオニャオは1kgで60B(約200円)位と普通のお米よりは若干割高な感じかな?(比べる銘柄による)
夕飯に食べたいと思ったら、朝起きてすぐに食べたい分の米を水に浸して置いておきます。あとはタイの炊飯器に必ず付いているこの蒸し器に、布をひいてもち米を包み、水の分量は適当。蒸しメニューでスイッチONするだけ!超~簡単、美味し~、ヘルシ~♪…じゃなーい!!
カオニャオと言えばラープ♡
やはりイサーン料理のお店にいったら必ず頼むと言っても過言ではないラープ。お肉とハーブを辛く和えたもので、英語メニューだとspicy saladという風に書かれています。お肉は、豚、鶏、牛、アヒル、そして魚も選べたりします。
私は豚ミンチで作るลาบหมู/ラープムーが一番のお気に入り!また同じ味付けなのですが、豚焼肉でつくるน้ำตกหมู/ナムトックムーも美味しい♡ とにかく豚肉とこの味付けが最高で、カオニャオが進む進む。滴っている辛いスープにカオニャオを押し付けて食べるのがタイ流。
カオニャオと言えばソムタム♡
こちらも必ず頼むと言っても過言ではないソムタム。有名なのは青パパイヤですが、フルーツを使ったものや、シーフードが入ったものなど種類はかなり豊富です。日本だと青パパイヤは簡単には手に入らないと思うので、人参やきゅうりのソムタムは手軽に作れますね。
私が特に好きなのは、トウモロコシを入れるตําข้าวโพด/タムカオポート、生エビを入れるตํากุ้งสด/タムグンソット、青マンゴーを入れるตำมะม่วง/タムマムアン。あ~どれもとっても美味しいんです。ソムタムは家でも作りますが、パパイヤを切るのがちょっと面倒…。でもピーラーよりも、やっぱり切った方が美味しいんですよね。
カオニャオと言えばカオニャオマムアン♡
もち米に甘いココナッツミルクをかけて食べるという、日本人からすると新感覚のスイーツ”カオニャオマムアン“。これがまた、意外にも美味しいんです。見た目は米ですけど、食べるとお餅なので白玉感覚なので日本人には受入れやすいと思います。
バタフライピーの色を出して、もち米に浸しておくと綺麗な紫色のカオニャオに♪タイではこのバタフライピーを使って、お菓子やお米を色付けして食卓を華やかに演出します。既に色付けされたお米も売っていたりしますよ!
カオニャオと言えばガイトーとビールで決まり♡
控える人はいるかもしれないけど~…これ嫌いな人いるー?!w やっぱり大人も子供も大好きไก่ทอด/ガイトーッは、タイ風フライドチキン。お店によって下味の付け方が違っていて、皆さんはきっと地元のごひいきにしているお店があるのでしょう。
部位によって値段が違っていて、食べたい物を選んで(お皿に入れたりする)持ち帰るスタイルがほとんど。これには絶対、ライスではなくカオニャオが合うんです。このガイトー+カオニャオセットは、どこの国の人も好きなヤツ。これにビールを付け足してビーチでむさぼり喰らう!この上ない幸せセットです。
カオニャオって名前も可愛い
なんか、カオニャオっていう名前も可愛くないですか?ニャオって!!w ちなみにข้าวเหนียว/カオニャオとは、カオ→お米、ニャオ→粘りのある という意味。(ついでにタイで猫の鳴きマネはメーォw) という事でカオニャオはもう忘れられない単語になるはず。ニャーォ、ニャーォ、カオニャ~ォ。プーケットに食べに来てね!!
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