1日1回自動車事故を見ると言っても過言ではないプーケット。その原因は運転の仕方にあるのか、混雑なのか、道のせいなのか…?! プーケットに来島して丸8年、初めて事故の当事者となりました。事故にあったらまずどうする?どこに電話する?曖昧だった「もし事故にあったらどうしたらいい?」の実体験を、忘れないうちに残しておきます。
タイの免許、交通ルール
タイの車の免許は18歳から、バイクの免許は15歳から取得する事ができます。…が、免許がなくて運転している人は多数!それに加えて保険も未加入で乗っている人も多いのです。しかも飛ばす!飛ばす!事故の予感しかしな~い。でも事故の相手はタイ人だけではな~い。
レンタルバイクやレンタカーで走る外国人も最近よく見かけますが、事故にあった時の対処はちょっと厄介。普段毎日走っていて危ないと思うので、土地勘なくこの道路を運転するのはおすすめ出来ないな~と今回改めて思いました。 気を付けていても事故は起こります…
停車してたらバイクがドーーン!
私達が乗っていた車は右に曲がる為にウィンカーを出して止まっており、後ろからバイクに追突されたという今回の事故。曲がってはいけない所でもないし、急に止まったワケでもなく、完全に止まっていた状態でぶつけられたので全く非はない状況。車通りも少ない見通しの良い真っすぐな道…まず「何で?」
ぶつかったと分かり、とりあえず車を端に寄せて車を止めましたが、今思えば事故現場はその状況のままにして車を動かさない人が多い気がします。どちらが正しいのかは分かりませんが、警察から「何故車を動かしたんだ?」とかは言われませんでした。
ぶつかったバイクのライダーは1人でしたが、ドバイからお越しで4人組のツーリスト。ちなみにぶつけた彼は、アラジンに出てくるジーニーそっくり!(以下:ジーニー) 状況を聞いてみるとトラックが走っていて、そのトラックが急に私達の車を避けて車線変更、それを避けようとしたらぶつかったのだとか。
国際免許も持っているし、保険にも入っているし、警察への事故の説明を聞いていても嘘はついていない。何より大きな怪我もなくとにかく良かった…。当てられたけど、色々な意味で不幸中の幸いな事故でした。(大怪我だったら大変だったし、当てられても逃げたり、支払い能力が無かったりで泣き寝入りというのはよく聞く話し)
事故後はどこに電話をすればいい?
ジーニーは腕が少し傷む様でしたが病院は必要ないと言っていて、私達も車以外は無傷。なので救急車は呼ばずに、警察と保険屋さんに電話だ!!…って事になりましたが、警察って何番よ?! 事故現場前がローカルレストランの前だったので聞くと「191に電話しなさい」と教えてくれました。
191に掛けたところ、英語はこの番号ではなく「1155のツーリストポリスに掛けなさい」と言われ、1155に。すると音声ガイダンスで、タイ語は1,英語は2,中国語は3,日本語は4,韓国語は5,ロシア語は6、その他の言語は0を押して下さい…っと、日本語の選択があるではないですか!!
もちろん4を押しましたが、ぜん-ーーんぜん反応なし…。その後英語の2を押したら出てくれました。しばらく英語で説明をして「どこの国の人?」との質問に「日本です」と返答すると「日本語話せるスタッフに代わるね」と日本語が話せるタイ人と話す事ができました!タイのツーリストポリスやるじゃーん!まさかの展開。
タイ人日本語ツーリストポリスに、場所,名前,出身地,状況などを聞かれた後、事故現場住所を教えて下さいとの事だったのでレストランの人に場所の説明をして貰い、10分弱でポリス到着。そこからは英語でのやりとりになりますが、電話で日本語対応できる人が居るのビックリでした。
ちなみに救急車を呼ぶ総合番号(1669)はありますが、どこの病院に連れて行かれるかはわかりません。病院ごとに救急車を持っているので、搬送して欲しい病院の救急車番号に連絡して迎えにきてもらいます。(もちろん有料です)日本人は何かあるとバンコクプーケット病院に通う方が多いかな?
現場検証後最寄りの警察署へ
ポリスと事故現場で双方が色々説明した後は、CCTVで事故映像を確認する為と、やっと連絡の取れた保険屋さんも来てくれるという事で最寄りの警察署に移動する事に。そういえば、私日本でも事故にあった事なかったので、プーケットどころか人生で初めての事故でした!
後に保険屋さんが警察署へ来てくれて、事故の状況を説明し、車の状況を見て報告書の作成。そして謎の長い待ち時間…。ジーニー曰く、ドバイでは事故にあっても保険屋同士が連絡取り合って10分もしないうちに終わるのにと愚痴ってましたw
その場で示談
警察からジーニーへ「映像見たけどジーニー、君が悪いね…」的な事を話し「修理代を払って示談にしなさい」という事に。そこからいくら払えばいい?という現実的な話しになり、私達は怪我もないし「車の修理が出来ればいいから修理代だけ欲しい。だけどいくらか分からない」と返答しました。
そこで保険屋さんがが知り合いの修理工場に車のヘコミ具合の写真を送って見積りを聞いての値段を提示。ホントにその価格で直るのか?と思い「今から一緒に修理屋さん行って見積りしに行くのがお互い良くない?」とジーニーに言うと、もう時間が長いし…と早く終わらせたい様子。オィ…
警察にも、その金額よりオーバーしたら君が自腹で払う事になるんだよ?!と言われるも、もう保険屋さんが聞いてくれた金額を信じて了承する事に。そして警察署で示談しましたのサインをお互いにして、その場でジーニーからお金をもらって終了。全部で3時間半?4時間位?ふ~疲れた~…
修理に出しに
修理費は貰っているので、なるべく価格は抑えてしっかり直してもらえる所がベスト!保険屋さん経由の修理屋さんに行く前に他の所も聞いてみよう!と、お友達に情報を頂いて修理工場に見積に行ってみました。すると保険屋さんの所よりも少しロープライス!!よし、決定。
バンパーだけ変えれば良かったのですが、その時に「メーカーの純正かコピーかどっちがいい?」と聞かれました。もちろん純正!って返答したけれど、この質問って日本もあるのだろうか?とりあえず自腹もなく、4日間ですっかり直って以前よりも色が綺麗になりました~!!
気を付けていても事故は起こる
自分が気を付けて運転していても事故は突然にやってきました!自分がぶつけるのはもちろん、もう当てられるのも嫌だー!でも運転しないわけにもいかないので…ツーリストポリスの1155と、病院の救急車番号、保険屋さんの電話番号などを控えておき、あとは運次第!という事で、今日も安全運転を心がけて走りたいと思います。
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