タイ独特の習慣・ルール
日本だと、お箸とお箸で食べ物を受け渡す事はタブーとされていますよね。そんな特有のルールだったり、習慣がどの国にも存在すると思います。タイにもルールや習慣があり、中には外国人観光客だからと言って許されないタブーな事もあります。タイに訪れる際には、タイ独自のマナーや習慣を尊重して、楽しい旅行が出来るとイイですね!
宗教
タイは仏教徒が約95%ですが国教ではなく、イスラム教やキリスト教、その他宗教を信仰する自由があります。なので、タイ人=仏教ではないのです。タイでは幼い頃から、違った宗教を信仰している人達が周りにいるので、食べ物や習慣・恰好などの違いがあるのも当たり前です。我が子もそんな環境で育っている事は、タイに来てとても良かった事だと思っています。
日本人は信仰宗教が無い人も多いのでなかなか分かりにくいですが…例えばイスラム教は異性と握手しない場合があります。男性がタイを訪れ、女性観光ガイドさんに楽しかったよありがとう!っと握手を求めても拒否される事や、観光中にガイドさんを食事に誘っても、食べられる物の違いからお断りされる場合もあります。人それぞれの信仰があり、宗教的にそういう事もあると頭に入れておけばスマートに納得できますね!
国歌が流れる
プーケットだと電車がないので旅行中に出くわす場面は少ないかもしれませんが、公共施設やTVやラジオで朝8時と夕方6時に必ず国家が流れます。国家が流れると、歩いている人もピタっと動きを止めて、国と王室への敬意を表します。止まらないと不敬罪により逮捕される場合もあるのです。むしろ歩いている人が居ると「あ~外国人だ」と分かります。知らなかったら仕方ないとなると思いますが、これを読んだあなたはもう知っている!!周りに合わせて止まりましょう。
また、タイの映画館で上映前に必ず国王賛歌が流れて、起立して賛歌を聞きます。とにかく国や王室をとても大切に思っているので、不快にする様な態度や言動はタブー。SNSで悪口/批判を書いても不敬罪で逮捕されますし、それが日本語であってもなりません。外国人であっても国や王室への敬意を持った行動をする事をお勧めします。(日本語を理解するタイ人も結構いますしね!)
タイの僧侶は結婚しないほど!
タイには沢山のお寺があるので僧侶も沢山います。僧侶は普通にバスや電車、飛行機など一般の公共交通機関を使うので出くわす事も多くあるかと思います。私はスーパーでスマホ見ながら買い物している僧侶を初めてみた時「スマホ持ってるんだ~買い物もするんだ~」って当たり前?でもビックリしたのを覚えています。それだけ普通に見かけます。
黄衣をまとっている僧侶ですが、女性は注意しなければなりません。女性が触れてしまうと、それまでに積んで来た修行が全て水の泡になってしまいます。飛行機を待つ席は専用の場所があったりしますし、バスや電車も隣に女性が座ってはいけません。とにかく僧侶は結婚もしないほど、女性に触れてはならないので女性の方から距離を保つ様に気を付けましょう!
頭を撫でたらダメ?
”頭を撫てはいけない”というのは東南アジアの国で良く聞くタブー。タイでは頭に精霊が宿っていると信じられているので、頭を撫でるのは良くないと言われています。人懐っこくてかわいい子供達、タイ人もナデナデしているので、仲良くなった子供を普通に撫でる位は問題無いと思いますが…。でも考えはそれぞれなので、避けておいた方が無難でしょう。
日本では目上の人に敬語を使いますし、上下関係に厳しい国だと思っていましたが、タイはもっと”年齢”にこだわります。年上の人の言う事は絶対だし、年上にはかならず名前の前に”ピー”と敬称を付けて呼びます。タイ人が自分よりも年上だと思う人には、お客さんの立場であったとしても生意気な態度をとらない方がベターです。(トラブルにならない様に)
食事のマナー
日本は小皿やお椀、お茶碗は持ち上げて食べますよね。でもタイのマナーとしてはNG。どんな形のお皿も持ち上げないですし、スープ類もスプーンですくって食べます。また、お皿やお椀に口は付けないので、かきこむ食べ方はしません。しかし、食事している同じテーブルにタイ人が居なければそこまで気にする事はないかなと思います。
ただ、麺をズルズルっとすする、スープを音をだてて飲むのはタブーです。他のテーブルだとしても聞こえたりすると嫌な顔をされる事と思います。プーケットにも食べて頂きたい美味しいヌードルが沢山あるので、タイにお邪魔している以上は日本人特有の”ヌードルハラスメント”にならない様にお気をつけ下さい!
お酒を飲める場所と買える時間帯
お酒好きの方は気を付けないといけないのが、イスラム系のレストランに入ったらアルコールは置いてないという事。お店の看板には大体”حلال”のマークかHalalと書いてある所が多いです。絶対飲みたい!でもそこのお店の料理を食べたい!という場合には、持ち帰りにしてもらいましょう。お寺などの宗教的な場所は飲めませんが、海辺では飲酒しても大丈夫でしょう。
そして大事なのは、タイではお酒を買える時間帯が決まっているという事。11時~14時、17時~24時の間でないとコンビニやスーパーでお酒を買う事ができません。でもレストランやバーでは提供されるので、飲みたい場合にはお店でどうぞ! また仏教日や選挙などで禁酒日となる場合はあるので、酒好きトラベラーは事前にチェックが必要です。(ダイビング旅行中に禁酒日になる方は事前に言ってもらえれば買っておきますよ!)
タイでのルール
もし忘れていたり、間違った行動をとっていてもタイ人は「外国人だしマイペンラ~イ(大丈夫)」と寛大な心で許してくれているはずです。 でも旅行者もタイ人もお互いが気持ちよく過ごせるのが一番ですよね!! タイ旅行に行く際、そーいえば…っと思い出してもらえたら幸いです。
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