新型コロナウィルスと観光地プーケット
先日、10月31日までの緊急事態宣言の延長が発表されました。もはやずっと続いている”非常な事態の宣言”ですが、政府から個々への援助は無く宣言のみが続いているという状態です。そんな中、タイ国内では外国人観光客を受け入れるか否かで賛否両論…一体ど~なる~? プーケットの現状をお伝えします。
09月27日現在(昨日) 新型コロナウィルス感染者数など
タイ国内での新規感染者数は+3名、合計感染者3522名、3362名回復、59名死亡。新規感染者は海外からタイへ入国した人達で、入国後の14日間隔離期間中に感染が確認されています。国内感染者は9月3日に100日ぶりに刑務所で1名確認されましたが、それ以降はありません。
プーケットの新規感染者は3か月以上出ておらず、今まで合計で227名が感染、224名が回復し、3名が死亡。現在治療している人はいません。
日本は感染者数約8万人、死者数約1,500人となっているので、タイはかなり抑えられている様に見えますが、実際のところタイの感染者数は本当なのか?? という話しも…あったり無かったり?w
プーケット空港
国内線 主にバンコク便の発着が多く動いています。タイ人向けにタイ国内旅行促進キャンペーンをやっている事もあり、週末や連休は飛行機の座席は混んでいるそうです。
国際線 未だに特別な飛行機でない限り離着陸はありません。
プーケットモデル案
先月のBlogに書いたのですが、10月からプーケットへ一部の外国人観光客の受け入れを再開する案がありました。2週間の隔離、国内を移動するのなら3週間の隔離が必須なのにも関わらず、良い反応があったそうな。ホテルのプライベートビーチで日焼けしながら本を読めるので、欧米人にとってホテル隔離は苦痛ではない様ですね。
そんな”プーケットモデル”と言われていたプーケットへの外国人受け入れ案、やはり!! 見直し?延期?中止?…まぁとりあえず10月には無くなりました。「やります!→やりません」は日常茶飯事なので驚きはしませんが、プーケット住民からの反対意見が比較的多くあったという事に”えーーー?”でした。
怖がり体質なタイ人
観光業以外の人は、外国人受け入れを反対するのは当然でしょう。反対しているのはその人達だと思っていたのですが…。
観光業のタイ人にその話しをしたら「外国人観光客を入れるとウィルスが入ってくるから、今は来ない方が良いんじゃないかな…」と言っていたので驚きました!!
自分のお給料もかなり減っているにも関わらず、ウィルスを気にする生活より、安全な今の生活の方が良いという意見でした。 最近ではタイにいれば比較的安心という事で「withコロナ」という考え方へシフトしている人はあまり居ない様な…。”国内感染者0”にこだわっているのは、タイ人の怖がり体質だからかもしれませんね。
怖がりだからこそマスク着用
怖がりと言えば…飛行機嫌いな人も多く、プーケット⇔バンコクは飛行機で1時間半ですが、12時間かかるバスをチョイスする人も珍しくありません。今や値段はほぼ変わらないんですけどね~。
…話しはそれましたが、怖がり体質だからこそCovid-19が騒がれた直後からのマスク着用は比較的徹底されていた様に思います。
現在もマスクは着用義務があるので、していない場合には罰金2万バーツ(約6万5千7百円) 。マスクをしていないとコンビニにも入れないので、外に出ている人達は比較的皆さん着用しているプーケットです。(アゴに掛けている人も最近は多いけど)
段々乱れてきた一面も
ただ、国内感染者0が続いているという安心感から乱れてきた面もチラホラ…。入店時のマスクは絶対ですが、体温チェック・消毒・タイチャナ(チェックイン・アウト管理アプリ)が、ここ最近は入口の人達もあまりチェックしていない様子。最初はフェイスシールドとマスクと手袋していた店員さんも、今ではマスクをズラしてお喋りしながら品出ししたり、ジュース飲みながらお仕事しています。もうコロナ飽きちゃったのかな~。
都会のバンコクではマスクを既にしなくなっているという話しも聞きますし、国内感染0という事でかなりガードが緩くなっているタイ国民、再びふんどしを締めなおすのは大変だと思います…。この状況で外国人観光客を入れたなら一気に感染拡大する可能性を考えると…政府は先延ばしにしたいのでしょう。
プーケットの学校
我が子の登下校時間はまだ学年別で分かれていますが今月の始めから全ての授業が時間割通りとなりました。学校の入口にも消毒・温度感知モニター・タイチャナがあるのですが、以前よりはちょっとガードが緩めな感じです。
学校には、マスク着用と予備のマスク、小さな消毒ボトル、そして水筒を持っていきます。最初の頃はおやつタイムの際に先生が「各自で消毒する様」に声がけしてくれていた様で、消毒ボトルへ頻繁に補充していたのですが、最近はあまり減っている様子がありませ~ん!
タイから日本、日本からタイの荷物
タイ→日本 手紙
Covid-19後、郵便局へ荷物や手紙を出す場合には”船便”のみでしか送れませんでしたが、先月より航空便でも出せるようになりました。タイから日本へお手紙を出す際、通常ならトラッキングナンバー無しのエアメールで1週間で届きます。ですが現在はトラッキングナンバー必須な上、エアメールで半月かかりました。
タイ→日本 船便/荷物
タイから日本へ荷物を送る際は日数はかかるけれど船便で。3か月かかりますと言われますが、大体1ヵ月程で届く事が多いです。Covid-19後に日本にマスクや消毒液が無いという事から、消毒液やマスクは送れるか聞いたら国内には可能だけど、国外はダメだとの事でした。 それらを入れる事は断念し、何回か日本へ送りましたが、全て1ヵ月とちょっとで荷物は到着しました。
日本→タイ 船便/荷物
日本から航空便で荷物を送るとほぼ100%荷物は開けられる上、受け取る際に関税を払わないとならない事が多いのですが、船便は開けらる事も関税を払う事も今までないので船便で送ってもらっています。Covid-19後何度か荷物を送って貰っていますが、こちらも1ヵ月半はかからずに届いています。
ベジタリアンフェスティバル2020
毎年プーケットで行われるベジタリアンフェスティバル(ギンジェー)がCovid-19の影響で開催されるか否か気になっていたのですが、開催されるだろうとの事です!去年のBlogで2020年は9月16日~なんて書いていましたが、1ヶ月間違っています。2020年は10月16日(金)~25日です。これはたぶん本当!
街の中もベジタリアンフェスティバル仕様に少しずつ装飾し始めたり、白い衣装の販売、スーパーマーケットでは菜食コーナーが出始めました。この”齋”の字を見ると「あぁ~もうそんな時期か~」と実感する風物詩的な物になっています。マーソン達がコロナ対策をするのか否か?ちょっと気になります。
街の様子 プーケットタウン
半年前はお店も閉まっていたところは多く、駐車している車も少なかったのですが、今ではお土産屋さんも開いていて少しずつ活気が戻っている様に見えます。先日も添乗員さんがマイクを使う程の団体旅行者達を引き連れていたり、バスを見る回数も少し増えました。
可愛い街並みをバックに写真を撮っている人や、先日久しぶりにドラマ?撮影している場面も見ました。以前は禁止されていたので、出来る様になって良かったですね!日曜日16時頃~のオールドタウン・サンデーマケットも再開していますので、日曜日にお越しの際は是非行かれてみてはいかがでしょうか?
街の様子 連休のプーケット免税店
4月にあるはずだったソンクラン連休が、9月4日~7日に変更されました。今まで閉まっていた免税店”king power”ですが、その9月の連休に合わせて再開&セールを開催。1日最大1500Bのクーポンで、飛行機を乗らずともタイ在住者がお買い物できる事から、凄い行列が出来ていました。
4日間、今まで見た事のない程のキングパワー渋滞!バンコク等の他県ナンバーも多く見られましたが、プーケットナンバーも比較的多く、お金はあるところにはあるんだなぁ~と感心w 現在のキングパワーはまたガラーンとしています…。また来月の連休にはきっとセールをやるんでしょうね!
特別観光ビザ
10月から”特別観光ビザ(スペシャルツーリストビザ/STV)というビザで外国人観光客を受け入れがスタートする様です。旅行保険の加入や2週間の隔離施設での滞在が必須ですが、最大で270日滞在が可能なビザ。ただ、日本からの人は取れるのか?対象国は「??」です。
でもまず…今は日本からタイに来る場合には、ビザ(どの種類でも)を含めて飛行機のチケットと共に大使館経由でとらなければならないというかなりハードルの高いもの…。タイ航空も11月30日まで運休を決めていますし、まだまだ以前の様に簡単行き来する事は手間もお金もかかり難しいですね…。
新型コロナウィルス プーケットでの状況
タイ国内観光向けに、イベント開催などをして前向きに進んでいる様に見えるプーケット。先日は休日の日にちを変更するなどして連休を作り、観光促進に力を入れています!国内旅行者で盛り上がり、今後は外国人観光客の受け入れが再開できると良いのですが…。どうなるのかは、今後の規制緩和次第となりそうです。
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