フルーツの美味しい時期と言われる雨季(5月～10月末頃)。雨が降るのは嫌だけど、フルーツが美味しいのでプラマイ0という事でこの季節を過ごしておりますが、今回ご紹介したいフルーツはライチ！もう一度食べたらこれしか食べられない?!旬が一瞬で過ぎてしまう激旨ライチをご紹介します。
タイ語でライチはリンチー(ลิ้นจี่)
ライチの原産は中国で、ランブータンやロンガンなどと同じムクロジ目ムクロジ科と、たしかに味は似た感じ。少し硬い皮をむくと、白い果実がムニっと出てきて、独特の食感といかにも南国～♡という味わいがクセになるフルーツ。タイ国内では北部の方で採れるそうです。
でもライチってプーケットで見かける様な、見かけないような…。そう、ライチは超～短期間しか売っておらず、今年は6月2週目あたりから見始めた気がしています。例年出回るのは5月～6月の1ヵ月弱?!会えたらすぐ買わないと来年までのお別れとなってしまう、出会いが貴重なフルーツなのです。
出会えたら絶対食べてみて！ジャカパット（จักรพรรดิ）
タイで流通しているライチは何種類かありますが、先日近所にあるスーパーを回りまくった結果、売り出ていたライチ全てがこの”ジャカパット種”のみ！他種が流通していないのか？他種を置いても売れないからか？とにかく「ジャカパット＝皇帝」という意味を持つ最強激旨ライチ様なのです。
な～んと言っても特徴的なのは大きさ！ピンポン玉と比べてみましたが、若干大きい！手で簡単に剥ける皮を取り除くと、乳白色の果実がプリーン!! 食べてると…ブリっとした食感と、ライチ汁ブシヤー!!!! 口の中の甘さと、鼻から抜ける香りでフ～～～ン♪ 旨すぎる…
皮を剥いてもジャカパットの方が大きいほど。冷凍物とは全然違うし、缶詰とも全然違う。もう本当に、本当に日本に持って帰って食べてもらいたーい！実が大きいほど甘く、少し小さめの方が甘酸っぱい様に感じます。Ahh ありがたや～フレッシュ ジャカパット様～m(＿)m
2.3日しかもたないライチ
美味しい反面傷みも早く…、味や香りが落ちてしまうのと、虫が湧きやすくなるので2.3日が消費期限。実が枝から離れるとすぐダメになってしまうので枝付で売っています。量り売りなので枝の重さもプラスになるじゃーん！なんて思ったらダメねw
実だけで売っている物は恐らく、輸送中や販売中に枝から外れた物なので、今すぐ食べないのであれば買わない方がベター。枝付ライチは袋に入れて冷蔵庫に入れてももって1週間。食べきれないと分かったらすぐに冷凍するのが良さそうです。
“美の果実”に効果期待♡でも大人は10個まで?!
ビタミンCや、ポリフェノール、葉酸、カリウムなどが豊富に含まれており、美白効果や血糖値、免疫力向上など、沢山の効果が期待できる美味しい健康フルーツ。これは沢山食べて、私のお肌もライチの様にプリップリ♡なんて思っていたら、ライチは食べ過ぎ厳禁だったのです。
ライチ病とも呼ばれていて、未熟なライチに沢山含まれるヒポグリシンという成分が中毒性低血糖脳症を誘発するのだとか。栄養不良の子供達が多量に食べた事で死亡しているニュースも出ている様で、1日に大人は10個以上、子供は5個以上食べない方がいいんですって！え～もっと食べたいのに。
またライチは糖分を多量に含む事から、たくさん食べると体内で発酵しアルコールが発生。呼気検査を受けると陽性反応が出る事もあるらしい。アルコール飲んでないのに陽性とか絶対ヤダわ。…う～ん、やっぱり食べ過ぎ注意なのね。
最高ライチ!ジャカパットを食べてみて
いっぱい実が付いているのを買っても1度に食べられる量は決まっているし、でも保存がきかないし。と悩ましいライチですが…でもジャカパットさんに出会えたら、まず買ってからその先を考えて!!w 出会えたなら購入はマスト！南国フルーツ好きの方には絶対食べて頂きたいライチ”ジャカパット”のご紹介でした。
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