タイの交通事情
タイに来てタクシーに乗るとビックリする方も多いのではないでしょうか?車の渋滞をはじめ、スピード出し過ぎ、携帯イジイジ、車線変更しまくり、ホーンをすぐ鳴らす…等々あげ始めるとキリが無いほど。今回は日本とは違うタイ式交通ルールをご紹介します。
免許取得は?
タイの車の免許は18歳から取得する事ができます。教習所に通う人が最近は多い様ですが、親に教えてもらって試験を受ける人も。広大な土地で、大きな道路のある国ならまだしも、広くもないボコボコ道路なのだから教習はしっかり受けて頂きたいのですが…。
プーケットにも教習所があるので行ってみました。教習はMTで実技時間10時間(日本は34時間)、学科講習5時間(日本は26時間)。講習初日から、初めて運転する人が路上に出るという”超ぶっつけ本番教習” がタイスタイル!!
大体どこで練習するの?と聞いたら「あそこの広い公園と、ここら辺の道路で」と返ってきました。私達の想像しているポールとか坂道とか踏切とか、そういった施設はありません。
日本の合宿免許で約2週間かかりますが、ここでは最短3日間で教習は終了するという!(学科・実技試験は試験場でやります)しかも教習費用は6000B(約20,350円)と激安価格!…安いけど、安全運転を習得するにはやっぱり日本が良いような気がするな~…。
ちなみに、日本で発行した国際免許を書き換えればタイの免許をゲットできます。タイで発行された免許はASEAN諸島(タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ブルネイ、ベトナム)で使えます。
基本急いでいる
タイ人の運転はいつも急いでいる様に見えます。多分ギリギリ、もしくは既に遅刻している?ただのスピード狂?朝、雨が降っていたら「少し早く出ないと渋滞して遅れてしまう」という発想にはならない様です。スピードで帳尻を合わせてきます。
スピードを出すのはトラックもバスも一緒。トラックが横転して道が封鎖なんて珍しいニュースではありません。ゴミ収集車がおもいっきりひっくり返っていたり…なぜこうなる?な事ばかり。
お喋り大好き
タイ人は男の人もお喋り大好きでおじさん同士がずーっと喋っていたり、雑談電話をしていますが、日本ではあまり見かけなくないですか?タクシー運転手がお客様を乗せながら電話するのは日常風景です。
もちろん運転中の携帯操作は違反となりますが、ハンズフリー通話はOK。よく見かけるのはバイクのヘルメットの紐に挟んで、電話しながらバイクで走っている人も。たしかにハンズはフリーだけど…
T字路の注意
T字路の場合、信号が赤でも止まらず直進するバイク多数…。以前に隣県へ行く途中、車通りが少ないT字路で信号待ちをしていたら、むしろ追突されそうで危なかったという事もありました。タイ人に「あそこ赤だけど進むのが正しいの?」と訳わからない質問をした事があります。
たしかに注意すれば直進は出来なくはないけれど…赤なのだから、もう少し申し訳なさそうに直進してほしい。「大丈夫かな~?急いでるのですみませーん」的な感じは一切なし!
左折は行ってよし
大体の交差点は左折は安全なら進んでも良し。(場所によりで青でないと進んではいけない所もあります)むしろ左折レーンで知らずに待っているとホーンで「邪魔だボケ~!」と鳴らされるので左車線は開けておかないとならないのです。
このルールは日本でも採用して欲しい!と思ったけれど、これは自転車や歩行者が居ない国だからこそ出来る事ですかね?日本に帰った時に運転すると「そうだ!歩行者が居るんだった!」という事を思い出します。
赤信号でも進める信号
ここの信号は、赤信号でも他の車に注意すれば直進可能な信号。初めて通った人は止まるのですぐに分かります。広くて車線の多い道路だと、一番左レーンだけ直進OKなT字路もありますよ。
ここの信号は、赤信号でも他の車に注意すれば右折可能な信号。ここは右折も左折も信号関係なく曲がれるけど、直進は信号待ちをするというちょっと珍しい交差点。
車の止め方
パーキングに専用エリアが設けられています。レディーパーキングゾーンは女性以外は止められません。(暗い駐車場で女性へ暴力等のトラブルを防ぐ為) また、高級車しか駐車できないVIPカーゾーンがある所も。
見て下さい、これ駐車中です。こうやって止めてある前に駐車するんです…。バイクならまだしも車もやるんです。邪魔する車はサイドブレーキを引かずに停車し、邪魔された方が動かさなくてはなりません。しかし「どけるの手伝って!」と言ったら皆助けてくれるから成り立つルール。
タイだから…と受け止める
ごうにいっては郷に従えという事で、お邪魔している以上はタイスタイル。むしろタイ人からすると、ルール大好き日本人は ゴチャゴチャ細かくうるせぇな!と思われているのでしょうね。 自分が安全運転をしていたって巻き込まれる危険がある事を認識して、今後も安全運転に努めたいと思います。
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